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[コメント] あの頃ペニー・レインと(2000/米)

実体の無い虚像であり巨像、それがロックであり青春。 しかし、実体以上に実体を感じる時がある、それがロックであり青春でもあったりする。
あき♪

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







青春って年齢によって気恥ずかしかったり、疎ましかったり、懐かしかったり、憧れたりするモノ。 ロックもそう、同じ事。

子供時代の人より少ないウィリアムス少年にとってロックってやっぱりそういう事だったのだと思う。

自分を変えられる手段であり、自分の憧れであり、もちろん自分が一番大好きな事だったのだと思う。 そしてそれは女性であり、友人と言った、孤独だった彼の心に触れる彼なり手段だったのかもしれない。

音楽が人に与えられる熱狂、それが生み出すショウビジネスの世界、ペニーレイン、 そしてその底辺で渦巻く薄汚い人間の感情、

それらを全て経験した時、彼には姉が冒頭で言ったセリフ 「あなたにもわかる時が来るわ」と言ったセリフが、 もしかしたら姉以上に理解できていたかもしれない。

この世の中にはロックを初め沢山変わっていくものがある、 それでも変わっていかないモノがある。 それは彼が一時でも一生懸命生きていた貴重な時間なのだと思いました。

良い映画♪。

後、もう一つ。 私の場合、年を増やしていっても、 全然変わらず、音楽好きだったりする、 って言うか年々、馬鹿度はUPしてる気がする、 (ロックだけでは満足出来なくなってたりする)

一生変わらんなこりゃ。・・まあいいか、

(評価:★5)

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