[コメント] バスキア(1996/米)
80年代組の同窓会的作品。本人に近かっただけに、逆に醸し出されるフェイク感。ある意味、それも80年代的ではある。蝋人形館に迷い込んだような感覚に陥る。
ニューヨークのアート。それもこの「80年代」に思い入れのある(というよりカジっている)メンバーが、昔を懐かしむように作ってしまった同窓会的作品。愛があって微笑ましくはあるが、やはりホンモノのパワーの前にはどうしても色褪せてしまうもんですね。…それは言わない約束かな。 もちろん僕は二人の作品は好きですよ。
似たような仕事をしている身としては、その才能にただただ立ち尽くすしかないか、嫉妬に駆られるか…。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。