[コメント] 群青の夜の羽毛布(2002/日)
めったに邦画なんて見ない(『日本の黒い夏』以来)私の目になぜか止まる。タイトルもポスターも詩的だ。本上まなみも壊れそうな(少し壊れた)危うい女をよく表現できていたと思います。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ただ、「事件」のあと、実際に根本的な問題がひとつもクリアされていないところが、すっきりしない後味をのこした。(父親のこと、母と子の関係、母と彼氏の浮気、さとるの「病状」、テツオの就職問題)
個人的に、この父親はきらいです。母以上に自己中心的。これは「引きこもり」ってやつ?。BGMとおもっていた、壊れかけのおもちゃのピアノの音が、父親が弾いていたものって判ったときはゾッとしたけど。
実際、母親がさとるに寄せる「期待」は、テツオの母がテツオに寄せるものと同じだったりする。さとるの母が悪人に描かれすぎてる気がしないでもない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。