[コメント] 炎のメモリアル(2004/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まぁしかし、ボルチモアって、大火災が頻発しすぎや!ってのは置いといて、消防士たちへのリスペクトを直球で表現してました。直球過ぎて、「ひねりがない」というのも間違ってはいないと思うのだが、私は素直に感動しました。
ホアキンは『グラディエーター』のときは、体操選手のような鋼の肉体美だったけど、あれから5年、ずいぶんウエスト周りがゆるくなっていらっしゃる。トム・クルーズやブラピと違い、その辺を売りにしてるわけではないし、ナルシスト的な性格でないなら、それでもいいかもしれないが、「背中」にもう少し気合を入れて欲しかった。・・・なんてことはどうでもいいくらい、がんばっていましたね、彼。今まで、ひねくれ者のイメージが強かったけど、今回はひたすらまっすぐでした。「見た目」のことを言えば、ちゃんと「主役の顔」をしていました。鼻の下の傷跡はちょっと気になったけど。
で、トラボルタ。ホアキン以上に屈折した役が多い彼にとっては、「キャラじゃない」でしょ。そこを、まぁ渋い「親方」に徹しているから、捨てたもんじゃないね。
ストーリーにひねりがないといったけど、なにかホアキンか、あるいはトラボルタに「弱点」か「トラウマ」を作ってあげても良かったんじゃないかとも思う。それがあまり強いと「テンポ」が崩れるから「軽め」のものでね。
最後、どうにかして、ホアキンを助け出してあげたかったですね。ハッピーエンドじゃなくてもいいから。ホアキンを助け出すためにトラボルタが命を落とすような展開も期待したけど、結局これしかないのか。
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