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[コメント] NANA(2005/日)

この映画を観るにあたって、「読んでから観るか、観てから読むか?」迷った挙句に読んでから観たことをちょっと後悔。だって「原作とどう違うか、同じか」ばかり気にしてしまい、映画として楽しむ見方ができなかった。そんなつもりじゃなかったのに。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







以下、原作のネタばれもあります。

予備知識がある状態(最新刊まで全巻読破)で観た、松田龍平=レン、松山ケンイチ=シン、への違和感がどうにもぬぐえなかった。最初から知らずにみたら、きっと感じなかったコトだから、少し悔しい。

原作を読んだあとに、キャストに松田龍平の名前があったから、「いったい誰の役?、章司じゃないし、タクミ?いや、ヤスならスキンヘッドにグラサンで、コワモテの彼にぴったりだ!うん」と思い、心の端っこにもレンという可能性が浮かんでこなかった。仮にも超人気バンドの人気NO.1だよ。GLAYでいうならTERU、ラルクならHYDE、ボーカルじゃないというなら、X JAPANのHIDEだよ。逆に成宮クンが「レン?、いや章司かも」と思っていて、でもノブだと判って、とても納得。ピッタリ。

シンに関しては、今回の話ではシンとしてではなく、「レンを尊敬するブラストの新ベーシスト」としてだけの存在であり、原作のような「15歳の美少年」である必要はないから、仕方ないのかな?

と、そういうポイントでばかり見ていたから、肝心の映画を「楽しんで見ていなかった」。もう一回みたら解消されるのか?。でも、原作を損なわず、なおかつ映画としてまとめていたと感じました。もうすこしコミカルな部分を増やして欲しいとは思うけど、そこは宮崎、成宮の二人が場の空気を和ませていました。

主人公のナナ、ハチ、こっちは満点です。ホントにカッコイイ、そしてかわいい主人公でした。

思い切ってイメージ先行でキャスティングしてみました・・・。

レン:窪塚洋介。 シン:V6岡田か、ウエンツか、ハーレイ・ジョエル・オスメント。

 ノブ:小栗旬(成宮でOKなんだけど)。 ヤス:要潤。

レイラ:愛内里奈。 タクミ:河村隆一か、Gackt。

さて、続編も製作されそるそうで、嬉しいけど、心配。だって、今回のココまでは、それこそ「月9」のようなノリだけど、コレ以降は「昼ドラ(牡丹と薔薇とかの)」のごとき展開になるわけで・・・。

(評価:★4)

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