最近パチンコ台で『インディ・ジョーンズ』なるものが登場。その中でアニメだけどかつての彼の雄姿がよみがえる（って打ったことないんだけど）。去年は『スターウォーズ』のパチンコ台も登場し、ハンソロとしての彼がパチンコホールを駆け巡った（というほど人気台ではなかったので、あっという間に撤去されちゃったけど）。

ハリソン・フォードの当たり役としては、上記の二つのほかでは「ジャック・ライアン物」か。振り返るまでもなく彼はいつも「戦ってきた」。そういう自負があるのか、60歳を超えても彼は戦い続ける。カリスタ・フロックハート（「アリーｍｙラブ」）と再婚というニュースもあったが･･･。

『ハリウッド･･･』ですっかり「ご老体」の印象だったが、今回もお腹周りの「ゆるさ」が目を引く。もちろんシュワちゃんや、スタローンのような「肉体派」じゃなく「知能で戦う」タイプなので、それでもいいのかもしれないが、ちょっと違ったタイプの役も見て見たいんだけどもなぁ。

･･･とハリソン・フォード問答をするつもりはなかったんだけど、『エアフォース・ワン』以降、新たな代表作となるような「あたり役」がないだけに、新しいチャレンジをしてもいいのでは？たとえば今のダスティン・ホフマンをみて、「落ちぶれた」と思う人はいないはず。主役でも脇役でもちゃんと存在感もあり、華もある。かえって「何でも出来る」印象があるのだけれども。

作品自体は結構面白かったです。そんなに目新しいわけでもないけど、楽しめました。ただ「予告」は見せすぎ。主人公側の「反撃」は結構クライマックスでの重要な盛り上がりなんだけど、予告で見ているので、「もうそれを知っている」状態だったのは、とっても残念。あと、合併話と、それで対立する銀行首脳の男をもうすこしうまく絡ませることが出来ればもっと面白いのに。

そしてポール・ベタニー。この人に関しては「二番手で実力を発揮する人」だと、前から思ってる。「華はないけど、実のある俳優」。だから、今回もバッチリ。

余談、「ひらけゴマ」って、ちゃんと「オープン・セサミ」って言ってた。これは日本語じゃなかったのね。ひとつ勉強になりました。