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[コメント] レッドクリフ PartI(2008/中国=香港=日=韓国=台湾)

「戦いの場面」より、「ドラマのシーン」の方が私には圧倒的に面白く感じた。かなり「三国志初心者」の私にとっては筋立ても判りやすかったと思う。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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おそらくはっきりいって「初心者向け」なのかもしれない。だから「判りやすい」なんて感想が出てくる。冒頭、蜀の三将軍らが出て来て、「えーっと、これ誰だっけ?」にならなかった事で、とりあえず物語の中に入り込めた(比較するなら、『MONGOL』は浅野忠信とスン・ホンレイ以外が皆同じに見えたので困った。また導入部の解説で判りやすかった『指輪』と判り辛かった『ライラ』の違いは大きかった)。あと、しつこい位にテロップで、登場人物の名前と役の説明が出てくれたのも大きい。

で、「ジョン・ウー全開!?」な戦闘シーンよりも、ドラマシーンのほうが面白く、印象に残る。願わくば「2」もそんな感じで行ってもらえたらと思うが、無理か。

戦闘シーンは「少年ジャンプの漫画みたい」とおもった。「ワンピース」とか「ブリーチ」みたいに、仲間が大勢いるから、それぞれに「見せ場」を作ってあげないと・・・って感じで。もともと「三国志演義」とはそういうものなのかもしれない。

実は私も他のコメンテーターの方と同じく、「指輪」を思い出した。で指輪の『王の帰還』でわたしは、『封神演義』を原作に忠実に映画化してほしい!と書いたのですが、なんか、ジョン・ウーがいずれ映画化してくれそうな気がしてきた。

・・・ところで、判りやすいと思った、本編前の人物と三国の関係の説明部分は、あれは日本独自のものなの?しつこいぐらいのテロップも日本版だけなのかな?

(評価:★4)

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