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[コメント] LUCY ルーシー(2014/仏)

あいかわらず「まぁ、リュック・ベッソンだし・・・」の一言で済まされる出来でした。予告編はちょっと面白そうだったのに。(『トランセンデンス』のネタバレ、ちょっとあります)
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







トランセンデンス』の項でも書いたんですが、あっちの女優(レベッカ・ホール)を「スカヨハ」だと勘違いしていたもんだから、なんだか、「脳」が進化する、というテーマ(ちょっと本当は違うけど)で、同じ女優で(本当は違うけど)、どっちもモーガン・フリーマンがおんなじ様な役どころで出ているし・・・、と思っていたから、ちょっと見比べようという気持ちが、予告編を見ている時点で沸いていた。

で、『トランセンデンス』もたいしたことがない印象だったが、こっちは、もっと「だから、何?」感が強い。

少し前に、リュック・ベッソン「脚本」の『ラスト・ミッション』があって、あっちも「まぁ、リュック・ベッソンだし・・・」という映画でしたが、あっちは少しドラマ部分でケビン・コスナーががんばっていたから、この映画と比べると、ずいぶんマシな印象。

もったいぶって、「脳の活動度」がカウント・アップしていって、100%で、果たしてどんな映像と、映画のストーリーを見せてくれるのか、と思っていたら、「で、何?」で終わってしまった。

途中のスカヨハ超人覚醒のあたりは、全部予告編で見たし、そもそも「敵」は、「中国?」「台湾?」「韓国?」。

ベッソンの「東洋病」「カースタント中毒」はもはや修復不可能。

アクション自体は力入れてるんだから、今度は「映画」として楽しませてよ!

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ロープブレーク[*]

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