[コメント] ファーナス 訣別の朝(2013/米)
不器用で孤独な主人公を、芸達者な共演者が囲む中で、ベールが熱演しています。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ハレルソンが実に「説得力のある悪役」を嬉々として演じています。紅一点ゾーイは魅力的だし、デフォーもウィテカーも、ケイシーも、いいですね。
ストーリーは実に「アメリカ」だ。戦争帰りの兵士、不況な片田舎の町、犯罪グループ、銃社会、そして復讐。実に「重たい」ストーリーだ。
ラッセルは、気は短いが、なんだかんだで実際はかなり真面目だ。ちゃんと働いてるし、人望も厚い。でも不器用で、ツイてない。決して「光り輝く主人公」ではないが、存在感の大きい、主人公でした。
ラスト、復讐をする主人公、決して後味のいい話ではない。その後、ラッセルを逮捕しなければならないだろうウィテカー演じる警官。それでも「見ごたえのある映画」だと思います。
「製作」に、リドリー・スコットらとともに、ディカプーの名前があり、びっくり。
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