竜との戦いが思ったよりも早く終わったので、アレ？っとおもったら、その後に城をめぐる戦いになって、心を奪われたトーリン王が心配になったが、最後は泣いてしまいました。キーリとタウリエルの恋愛は原作にはないそうですが、これがいいスパイスになっていて、あと見かけのつかないドワーフたちの区別にもなりました。

もうひとりスパイスになったのが、意外にも湖の町の腰巾着アルフリド。最後まで「ブレない」その姿勢は、私たちにもある「そういう弱さ」を代弁していたような気もします。

ビルボは「話の中心」ではなかったけど、「旅の仲間」として皆に愛されたとおもいます。カンダルフはもうちょっと「魔法」でがんばってほしかった。

ルーク・エヴァンスがやっぱり格好いい。弓の使い手ということでオーリーとダブるけど、ルークが一番です。「ドラキュラＺＥＲＯ」でパッとしなかったから心配したけど。

いろいろあるけど、楽しい3年間でした。見始めるまではちょっと腰が引けるけど、やっぱり素敵でした。ありがとう。