[コメント] ワイルド・スピードSKY MISSION(2015/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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いや、まずはポール・ウォーカーよりも、ジェイソン・ステイサム。現役のTOPアクション俳優が「悪役」(というより「敵(かたき)役」)やってるんだから、面白いに決まってるね、確かに。
Vsヴィン・ディーゼル、Vsロック様。このスキンヘッド・ハゲ対決は見応えがあった。ある意味「トリプルX Vs トランスポーター」だ。ヴィンは’67.07.18生、ステイサムは’67.07.26生。私と数日違いの誕生日ということもあり、2人とも好きな俳優。ちなみにロック様は'72生まれで2人より5つも年下。見えない!
車対決、ってよりは「肉弾戦」だけど。次回策の「8」でもまたステイサムは登場しそう。「共闘」という形で。それは見たい気もするし、見たくない気もする。ってより、「7」で最後にするべきだよ、やっぱり。
実はこのシリーズ、全部見たわけではない。「1」→「2」でテンション落ちて(ヴィン出てないし)、もう「3」は最初から見る気がなかった。で、「4」が結構面白くって、それでも「5」を見損ねた。「6」も面白い。
で、この作品。一番面白いぞ。もちろんステイサムの「加点」は大きい。そして、ポール・ウォーカーの「悲劇」もあり、かなり感傷的に見たのは間違いない。最後、ヴィンとポールが「別々の道へと進んで行く」ところはジーンときちゃったよ。そして「FOR PAUL」のテロップ。ないちゃったよ。ブライアンのシーンは、ポールの死後。彼の2人の弟が代役を勤めたそうだ。事前に聞いていたので、「これは本人?弟?」と観察していたが、あまりよく判らなかったから、どっちでもいいや。そこまでがんばって、みんなで作った映画だということが感じられた。
少し気になったのは「車への異常なまでのこだわり」や「チューンナップ」がたくさんあった初期の作品とは、だいぶ作風というか、アクションの質は変わった。進化したというべきなのかどうかは判らない。
もうひとつ、最近のハリウッドは「チャイナ資本」が席捲しているせいか、今作ははっきりと「日本車」が減った。それは残念。特にポールは日産GT−Rを大事にしてくれていたのに。
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