「あの人」･･･ノンクレジットで頑張るジョニー・デップ。ただ登場するのではなく、コリン・ファレル→という変化は、『Dr.パルナサスの鏡』のヒース・レジャーの代役同士のつながりを思い出させる。ここはもう一回変身して、もう一人の代役ジュード・ロウも登場すれば完璧？

作品全体の手触りは、「ハリポタ第1作（賢者の石）」に近いものを感じる。作を重ねる度とに、どんどん暗くて重いストーリーと主人公へと変化していったから、これは、できれば今回のコミカルな路線で行ってほしいです。

今回の舞台はアメリカ。「血統を重んずる」イギリスと違い、「正義を重んじる」アメリカを体現していたティナという女性には、少しだけ鬱陶しさを感じた。