[コメント] タレンタイム〜優しい歌(2009/マレーシア)
壁ドン!とかするような、ティーンズ・デートムービーばかり公開される日本では、なかなかお目にかかれないタイプの映画。作ろうとすると、「パッチギ」的なものになるのかな?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
予告編を見た時、2009年製作とは思えないほど「古い」映像の気がして、これは、80年代公開のもののリバイバル上映?とか思ってしまった。それが不思議と、見ているうちに気にならなくなりました。
子供たちは、恋に、成績に、病気の母に、障害に、色々抱えながら生きている。それだけでなく、マレーシアの国の縮図を背負っていて、かなり重いものだ。
そして歌声は優しい。映画館にはCDも販売していて、ちょっと欲しくなったが、やはり映画の中で聞くのがいいでしょう。
母の為に、気丈にステージに立ち、立派に歌い上げた少年と、中国系の少年が二胡を弾くシーンにジーンときた。逆に、女の子がステージを降りてしまったあと、聾唖の少年に励まされて、もう一度戻って欲しくなった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。