ユニバーサルが企画する「ダーク・ユニバース」シリーズの第一弾だそうです。なんかマーベルの「アベンジャーズ」、ＤＣの「ジャスティス・リーグ」などに対抗するためでしょうか？、「キングコング」も「ゴジラ」と提携するようで、そういう「合わせ技」ブームなんでしょうか？ハリウッドは。

で、「ダーク・ユニバース・プロジェクト」は、ユニバーサルがかつて制作した「古き良きモンスター映画」をリメイクし、さらには相互間で共演もするようで、今後は『フランケンシュタインの花嫁』（ハビエル・バルデム主演）、『透明人間』（ジョニデ主演）と続くようで、ラッセル・クロウ演じる「博士」が共通で出てくるんでしょうか？それはそれなりに楽しみです。

で、今作、1932年の『ミイラ再生』のリメイクらしいが、私には同じくリメイクだった『ハムナプトラ』のリメイクみたいに思えた。迫りくる砂煙に女王の顔が浮かぶシーンは、まんま「イムホッテプ」だった。ならば「スカラベ」まで登場してほしかったんですが。

で、トムも相変わらずかっこいいし、アクションも頑張っていましたが、なんというか内容が薄い。アマネット王女は『キングスマン』の義足姐さんに次いでなかなか存在感はありましたが、このヒロインは魅力ない。本編には直接関係ない「博士の豹変」とかをストーリーの中で活かせてはいなかった印象だ。

とりあえず、次に期待したいが、アメリカの興行成績では、マーベルやＤＣものに全然敵わない。それが大事ではないが、次につなげるためには、それなりの出来と、それなりの成績は必要みたいです。