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[コメント] ジャスティス・リーグ(2017/米)

ヒーロー界も、単体じゃなく、人気モノが集合しないと、興業的に難しいのか、露骨に『アベンジャーズ』に対抗してますね。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







大集合!は、『アベンジャーズ』、『ジャスティス・リーグ』だけでなく、『ゴジラ&キングコング』とか、『ダーク・ユニバース』とか、大流行中。でも歴史としては、『ジャスティス・リーグ』のほうが『アベンジャーズ』よりもずいぶん古いらしい。

で、今回登場する「敵」とか、「三つの箱」とか、そのあたりは目新しいところはないです。初登場となるフラッシュや、サーボーグ、アクアマンとかの活躍も、うん、まあ・・・って感じでした。映画『ワンダーウーマン』であれだけ胸熱な活躍をしたワンダーウーマンは、アクションだけでなく、リーダー格のバットマンやスーパーマンに「モノ言える」ポジションなのは、ちょっと心躍りました。

やっぱり肝はバットマン=ベンアフでしょうか。私としてはベンアフは、ブルース・ウェインを演じているときは、いい感じですが、バットマンのコスチュームの姿は、違和感を感じていた前作(「スーパーVSバット」)。今回は、みんなを引っ張ってゆこうとする姿勢が好きでした。ポジション的にアイアンマンと被るのはまあ目をつぶりましょう。

ドラマ★4、アクションは★3、総合でまあ★4でおまけ。『DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団』のほうがおもしろかったかも…なんて考えながらみてたら、エンドロール後に、ありました。「予告映像」。ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)登場。「スーサイド・スクワッド」的とはちがった「ヴィラン同盟」なんでしょうか?この部分が、一番心がざわついた。途中で監督が交代したそうで、変わる前に撮影した部分は、大幅にカットされてしまったらしいのが残念です。

余談 オープニングの歌「Everybody knows」は、元はレナード・コーエンが1988年に発表した歌ですが、ドン・ヘンリーが90年代に発売したベスト版にボーナストラックで収録されていたのをよく聴いていたので、「あ、ドン・ヘンリーの歌だ!」と早合点してしまいました。この機会にレナード・コーエンのオリジナルを聴きました。めちゃめちゃ渋い。

(評価:★4)

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