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[コメント] アリータ:バトル・エンジェル(2018/米)

原作漫画は未読。もっと大味な映画だろうと思ったら、意外とイケた。ただ登場する競技は、ハリポタにおける「グディッチ」みたいなもんで、ご愛嬌。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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アクション映画の主人公が「女の子」というのは、あまりアメリカ人好みじゃないみたいで、それが興行にも影響しているみたいだが、やっぱり日本のコミック原作由来なんでしょうね。そういうのに抵抗が薄いのが日本人。主人公アリータは「大きな眼」が特徴だが、それはアメリカアニメのキャラっぽい。そういう「和洋折衷」ヒロイン。しっかり「成長」もみられて、私は好きなキャラになりました。あとヴァルツ演じるDr.イドもかっこいい。

しかしやっぱりロドリゲス映画。キャメロンよりも「ロドリゲス色」が濃く出ている気がする。その色のひとつ「脇役が魅力的」。ザパン(エド・スクライン)やグリュシュカ(ジャッキー・アール・ヘイリー)が嬉々として悪役を演じているし、機械犬を連れたハンターや、ヒューゴの仲間(ホルヘ・レンデボルグJr.→出演欄から漏れて残念)が魅力的だ。メインのチレンやベクターよりも好きだ。あと、『ベイビー・ドライバー』のエイザ・ゴンザレスが出てたのが素敵だ。

断絶した二つの世界、という設定はよくある話だが、2時間の映画としてはよくまとめられていると思います。これは「第一章」的な話だと思うが、第二章に行けるかは、いろいろ微妙。

(評価:★4)

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