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[コメント] ワイルド・ローズ(2018/英)

「カセットテープ・ダイアリーズ」と同日に鑑賞。内容は違うんだが、いろいろ共通項の多い映画。そして、音楽の力って、すごい。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
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主人公ローズ・リンを演じるジェシー・バックリーの歌声に、やっぱり圧倒される。「カントリー」ってそんなに聞いたりしないジャンルなんだけど、素敵じゃないですか。

私は、ミュージカルや音楽をテーマにした映画が好きなんだが、やっぱり歌に「字幕」がついていると、歌詞の内容がとてもよく判るので、ただ音楽を聴くよりも、映画として音楽を聴くほうが、好きなんだということに、最近気づいた。『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、歌だけでなく歌詞まで見て、好きになった方も多いんじゃないかな?

本題に戻ると、映画の音楽要素は満点で問題ないです。ストーリーは、やや「予定調和」かな?ナッシュビルの劇場のステージに立って、歌い始めたときに、そっと「伴奏」を奏でてくれたバイオリン奏者、ナイスだ。そこで、歌って、誰かの目に留まって、そして「第一歩を踏み出す」的な展開も予定調和と思うかもしれませんが、ローズ・リンの最後の選択は、私は支持します。

残念なのはスザンナとの関係。もう少し事前に何とかならなかったのか?と、見ながら思った。まぁ、あんな盛大なパーティだと、気が引けたのかもしれないが。

余談だが、同日に見た『カセットテープ・ダイアリーズ』と共通項も感じた。英国に住む主人公が、困難な状況にくじけそうになりながらも、あこがれの音楽のためにアメリカへ出かける、という話。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ゑぎ[*]

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