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[コメント] レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019/米)

おしゃれなNYを見て回る、おしゃれな映画です。なかなか貧乏人には近寄りがたい映画でもあります。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







例の「me too」でコテンパンらしいアレン。本国ではこの映画は公開されなかったんだと知ったのは、つい最近。もらったギャラを寄付することでの抗議表明とか、いささか過剰気味すぎる印象なんだが、今後が心配です。

登場人物は、ほとんどが「上流階級」の人々。ギャツビーはもちろん、アシュレーも田舎娘に見えて、銀行家の娘。ギャツビーが嫌いだった元同級生も、医師を目指して学校で勉強中らしい。チャンも、自宅に戻ったら、ドアマンがいるような豪華マンション。なかなか貧乏人には縁のない世界だし、ギャツビーの悩みは、「お腹の減る心配のない人のわがまま」にも感じる。

ロケ地もいちいち豪華だ。特に「カーライル」はアレンの超お気に入りで、格式が高い、「一見さんお断り」的な雰囲気を感じる。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』で、ラウンジでアレンは楽器を演奏していたしね。

と、いろいろな色眼鏡で感じる部分を剥ぎ取れば、若い二人のなかなかうまくいかない恋物語。80過ぎたアレンが、よくこんな「可愛らしい」映画を撮ったなとも思う。キャストも豪華で、ストーリーもテンポもよく、見ていて楽しい。最後の結末は、アレン映画なら、意外じゃないです。アシュレーには気の毒だが。

シャラメ君は、本当にスクリーンに映える。とくにヨーロピア〜ンな顔立ちは、おしゃれなNYの景色に彩を与えてる。あまり生活感のある役がないが、同年代の成長株ルーカス・ヘッジスとは好対照のようで似ているキャリアを積んでいる。今後が楽しみではあります。

エル・ファニングは、本当に美しく成長しましたね。劇中で「姉は〇〇(女優)に似ている」と言ってたが、ここは「姉はダコタ・ファニングに似ている」とか言わせたくなった(笑)。

(評価:★4)

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