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[コメント] ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019/米)

最近、トラボルタは「セガール化」していると思ったが、これは「ニコラス・ケイジ化」ですね。「デ・ニーロ」にはなれませんでした。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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狂信的(ファナティック)なファンによる、ハリウッドスターへのストーカー行為。私的には『ミザリー』『ザ・ファン』的なものが見られると思ったんだが、だいぶ違った印象です。

主人公ムース、「全財産300ドル」というわりには、いい部屋に住んでいて、小ぎれいな服を着て、好きな小物に囲まれて、いい暮らしをしてるじゃないですか。

そして、周りの人に好かれてる。女の子、警備員、書店主。それを見る限り、「悪いやつ」じゃないと思うんだが。だから、よっぽどサインをもらえなかったことがショックだったのか? 純粋な人なのか? 純粋すぎる人は、善悪の区別なく純粋な時があるから、「一線を超える」のは、なるべくしてなったのか? そのあたりの説得力は、脚本的にも、演技的にも、ちょっと物足りない印象を感じました。

最後の監禁の時に、息子はいなかったのか?(母親の元にいたのか?)。てっきり2階にいるのかと思ったし。それにメイドの女性の姿はすぐに見つかるような気もするのだが。

もう一つ、あこがれのハリウッドスターが、「俳優」じゃなく、「女優」のほうが、「スクリーン映え」すると思うのですが。

(評価:★3)

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