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[コメント] 海の上のピアニスト(1998/伊)

私はこの映画、9回見ました。サントラCDも買いました。それほどにはまってしまったのは、ティム・ロスの七変化の演技と、ラストのおかげ。
プロキオン14

●僕はティム・ロスに惚れてしまいました。ほんとうに「七変化」という言葉がぴったり。なんて幅の広い演技が出来る役者なんでしょう。人を食ったような存在感が、主人公の1900にぴったりはまってましたね。 ●マックス役のプルートも、「23歳」の役は無理がありそうで、ちゃんとそう見えないことはないし、何よりもそのちょうど良い存在感が、作品をもりたてていた。 ●何よりもエンニオ・モリコーネの音楽は圧倒された方も多いのではないでしょうか。ほっとなごむ場面と、緊張する場面とのバランスを整えてた。クライマックスの主人公の長ゼリフの場面に、あえて何も音が無かったのも、作戦勝ち。 ●文句があるとすれば、ひとつ。「いい物語があって、それを話す相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない」・・・・とかいう重要なセリフを主人公がマックスに話したらしいのだが、それがどこにも無い事。日本版は原版から30分ぐらいカットしているそうで、その中にあるとしたら、とても残念です。原版が見たい!。 ●そして、マックスと楽器店主とのラストのやりとりの場面。ぼくのまわりには「泣ける映画のつもりで見に行ったのに、あんまり泣けなかった。」という人が数人いたが、泣くのはここだけで充分です。そう思いませんか? (ちょっと、思い入れが強すぎてゴメンナサイ)

(評価:★5)

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