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[コメント] 風の谷のナウシカ(1984/日)

コロナ明けの特別上映で、久しぶりの劇場鑑賞。やっぱりスゴい映画です。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「一生に一度は、映画館でジブリを」という、コロナ明けの特別上映企画で、全国で4作のジブリ映画が再上映。TVで何度か見たけど、劇場での鑑賞は、おそらく公開当時以来だと思います。

もう公開から36年たっていて、それでも全然色あせない、すごい映画だったんだと再認識しました。今回、劇場には20歳前後ぐらいの若い世代の方が結構いらっしゃいました。それこそスマホやタブレットで映画を楽しむような世代の方の眼には、どう映ったのか、とても興味がありますし、ちょっと嬉しいです。

内容に関してはいまさら言うことはありません。2時間夢中になって楽しめた。それだけでいいです。

「原作漫画」とに比較ということも言われますが、この映画が公開された時点では全7巻の2巻ぐらいまでしか刊行されていなく、その後の部分の発表はもっとずっと後なんだから、比べても仕方ない、と思います。一応漫画は全巻読みました。とても重たく、ダークな世界を描いてました。初めからこの全貌が決まっていたのか、あるいは構想が変わっていったのか、映画原作の長さぐらいで終わるつもりなのが、書きたいものが増えたのか?詳細は判りませんが、映画は映画、漫画は漫画、そう思っていたほうがいいと思います。

ちょっと「銀河鉄道999」が、連載半ばで「映画版」が製作され、その時点で「結末(プロメシュームとの闘い)」というあらすじが出来上がり、その流れで、TVアニメ版も、そして連載漫画も「その形」になったことと比較してしまった。余談ですね。

(評価:★5)

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