[コメント] ウインドトーカーズ(2002/米)
ツッコミどころは満載だったけど、監督の言う「ドキュメンタリー」的な史実としてではなく、「映画」としてのストーリーとして楽しめました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まず、最初に映画館にこの映画のチラシが置かれたのは1年以上も前、2001年の夏だった。しばらくして軍服姿のニコラス・ケイジの映画のポスターが貼られたので、公開か?と思ったら『コレリ大尉のマンドリン』の方で、こっちはテロの影響もあって、ずいぶんと待たされました。ようやく米国で公開されたと思いきや、莫大な制作費をかけたにもかかわらず、収益はその1/4ぐらいだそうで、「この夏一番の大コケ」といわれたと、TVでいってました。
実際に見てみて、一番の感想は「飽きることなく楽しめました」ってとこ。ツッコミどころは二の次。戦争映画の見せ場ではなく、アクション映画的な見せ場が多かった気がします。ただ、「戦争映画」的にはアメリカ好みじゃないかも。
冒頭で、負傷したニコラス・ケイジの耳の話がでてきたが、結局それっきりだった。もっとそれをストーリーとして活かしてほしかったですね。
ナバホのヤーズーは、確かに人間として魅力的でしたが、ナバホの儀式や祈りが話のなかで浮いていた印象だったのが残念。
ちょっと目についたのが火薬の使い方。たしかに「アクション映画流」でしたね。
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