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[コメント] ウインドトーカーズ(2002/米)

ツッコミどころは満載だったけど、監督の言う「ドキュメンタリー」的な史実としてではなく、「映画」としてのストーリーとして楽しめました。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







まず、最初に映画館にこの映画のチラシが置かれたのは1年以上も前、2001年の夏だった。しばらくして軍服姿のニコラス・ケイジの映画のポスターが貼られたので、公開か?と思ったら『コレリ大尉のマンドリン』の方で、こっちはテロの影響もあって、ずいぶんと待たされました。ようやく米国で公開されたと思いきや、莫大な制作費をかけたにもかかわらず、収益はその1/4ぐらいだそうで、「この夏一番の大コケ」といわれたと、TVでいってました。

実際に見てみて、一番の感想は「飽きることなく楽しめました」ってとこ。ツッコミどころは二の次。戦争映画の見せ場ではなく、アクション映画的な見せ場が多かった気がします。ただ、「戦争映画」的にはアメリカ好みじゃないかも。

冒頭で、負傷したニコラス・ケイジの耳の話がでてきたが、結局それっきりだった。もっとそれをストーリーとして活かしてほしかったですね。

ナバホのヤーズーは、確かに人間として魅力的でしたが、ナバホの儀式や祈りが話のなかで浮いていた印象だったのが残念。

ちょっと目についたのが火薬の使い方。たしかに「アクション映画流」でしたね。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)peacefullife[*] 甘崎庵[*]

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