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[コメント] 第七の封印(1956/スウェーデン)

やっぱりキリスト教的引用が分からないとキツい部分もあるが、ある種のユーモアを湛えてるのが印象深い。映像の力は素晴らしい。
くたー

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







死(ペスト、十字軍遠征)が蔓延する中世を舞台に、暗示的な死の存在に対して、人々が様々な語りかけを試みるが、答えは沈黙として返されるまま死を迎える。この沈黙がキリスト教信者の目からは、神の沈黙ということになるらしい。しかしこれは、自然の摂理に対する人間の問いかけに置き換え可能なので、比較的受け入れやすい感覚。しかし印象的なのは、やはり最後に生き残った芸人2人(+子供)。希望を暗示するような象徴的な存在だが、いまいち何を象徴しているのか分からなかった。2人の間に授かった新たな生命が、全ての死の後に残されるという事なのだろうか。ん〜、やっぱようわからん・・・。

(評価:★4)

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