★4 | 白い嵐(1996/米) | そうです。私も「今を生きる」とよく似てるなあと思った。でも、同じくさわやかだし、感動しちゃいます。こういう青春モノは心の原点なんだろうね。 | [投票] |
★4 | パラダイスの夕暮れ(1986/フィンランド) | そうですか。カウリスマキの恋愛哲学。彼の映画は行動が半ショット早い目が多いのに、この映画ではじっくり描いてるね。その分いつもより退屈に思われる流れだが、ラストを一瞬で決める。 | [投票(1)] |
★4 | マッチ工場の少女(1990/フィンランド) | セリフが極端に少ないね。外国映画では珍しい。でも分る。映像の力。説得力ある。小津の影響大か。歌謡曲風の音楽が絶対入るね。圧倒的なオウティネン。彼女でなければ全く違った映画になるね。 [review] | [投票] |
★4 | シン・レッド・ライン(1998/米) | 単なる戦争シーン映画じゃない。生命の源。戦場も本来は地球の緑。生と死が同時に豊かな映像のもと、ゆるやかな風とともに映像画面に入っている。人間とは何だろう。殺さないと、生きられないこの選択。こうべを上に向ければそこには果てしない青空。虚空。 | [投票(1)] |
★4 | 激突!(1971/米) | 凝った映像もなければ、スターもいない。トラック一台だけが凶器であり、敵であり、主役だ。顔を見せないから余計不気味だ。怒らせたらしつこい。トラックがまるで生き物のようだ。現代の恐怖。スピルバーグのベスト。 | [投票(6)] |
★4 | 建築家の腹(1987/英=伊) | 割と、グリーナウェイの中では分りやすい方ですね。テーマ、今回は死ですか。淡々と死に向かって突き進んでゆく映像。タナトス。うーん。見る方にも忍耐が要るね。 | [投票] |
★3 | クリクリのいた夏(1999/仏) | メルヘンチックに作ってあるよね。何か大人のおとぎの国って感じだよね。現実離れ、し過ぎてる感じもしないではない。見る人の色によってかなり左右される映画かな。わたしは、素直になれませんでした。思い切り社会人なんでしょうか。 | [投票] |
★4 | 暗くなるまで待って(1967/米) | へプバーンの最後の、年齢的に選択肢がなくなったギリギリの、必死の挑戦を見た。サスペンスとして一級。しかし、若妻には見えんかった。寂しかったなあ。このあと作品に恵まれないまま終わる。映画が観客に夢を与えていた時代の本当の超スターだったなあ。 | [投票] |
★3 | 鬼畜(1977/日) | 小品なんだ。俳優の演技を面白く見る映画ではあっても、作品そのものは馬鹿な大人の話に過ぎないから、深みはない。もっと突き放して作った方が良かったかもしれないね。 | [投票(2)] |
★2 | 海の上のピアニスト(1998/伊) | 映画的には面白いし、見所も多かった。でも、やはりああいう終わりは [review] | [投票] |
★4 | インドシナ(1992/仏) | ドヌーブの存在感がやけに残る映画です。いやらしさがなく、さもありなんと思ってしまう。女って、母親と娘が一人の男をめぐることって現実にあるんだね。映画的にはいい恋愛映画になっている。 | [投票] |
★4 | イル・ポスティーノ(1995/仏=伊) | この映画、館内で号泣しちゃったこと覚えてます。きれいに撮ってるけど、世に出た成功者(詩人)からは、一介の庶民・ファンは所詮この程度のモノでしかないということなのだ。そのお互いのギャップ感が強烈だなあ。 | [投票] |
★4 | 異人たちとの夏(1988/日) | 大林の映画では、珍しく大作といえる風体をしている。しかし、名取の存在が何かリズムを壊している。名取のハナシは漫画チック過ぎるのだ。それ以外はしっとりとしたいい映画です。親(肉親)との風変わりな交わり。ジーンと来る。 | [投票] |
★3 | アルマゲドン(1998/米) | 娯楽作としてはまあまあかな。この手の映画で批判しても馬鹿馬鹿しいし、楽しめたのは事実。アフレックはまだこの時意外といいね。 | [投票] |
★3 | 青春群像(1953/伊) | こういう男のクズみたいのが主役の映画って嫌だね。この病気は一生治らないんだ。またぞろ始めるさ。その場しのぎの嘘をつくのもたまらんね。後の4人はさらりと流されちゃって可哀想。でも、それなり青春。 [review] | [投票(2)] |
★5 | 自由の幻想(1974/仏) | ずっと暖めていて見なかった映画、いよいよ見てしまいました。やはり想像を越えていたね。才気煥発。幾つの話があったろう。すべてひねってあるし、少しずつずらしてある。こんな超現実的な、ぶっ飛んだ、スクリーンの後ろからアカンベーをしているような [review] | [投票(4)] |
★1 | 風が吹くまま(1999/仏=イラン) | 風景、要するに映像が、変なわがまま大人のための、意味のないセリフの添え物になっている。練っていない脚本。何なんだろう,これは。ちょっと図に乗っているキアロスタミの失敗作。批判すべきは批判しよう。 | [投票(1)] |
★4 | 数に溺れて(1988/英=オランダ) | グリーナウェイでも分り易い、ストーリーもかなりある、観客へのまなざしがまだ残っている時の、面白い興味深い映画です。死への透明観というか、一途に行ってしまう集中観もすごい。なかなか良し。 | [投票(1)] |
★4 | 焼け石に水(1999/仏) | まともに意味を考えてみる映画じゃないでしょう。映像がはっとするところが多く、新鮮でした。オゾンはなかなかきめが細かくなった。大物になる予感がある。ただ、ちょっとまだ作家本来の思想性が見えないので、ペンディングだが、、。サニエはいい素材だ。 | [投票] |
★3 | 断崖(1941/米) | 彼女独りよがりの疑惑の心情サスペンスだから、展開・結論は映画だということからして、おのずから分かってしまうが、それにしても怖さが不足。もっと命そのものを狙われるはらはらサスペンスにしないとね、、、。 | [投票] |