セントさんのコメント: 更新順
ノッティングヒルの洋菓子店(2020/英) | 交際中の彼女と食事前に見る映画ですね。画面には見てるだけで楽しいおいしそうなお菓子がどっさり出てきます。もうそれだけで幸せになれそうと思ってしまうデート映画です。 [review] | [投票] | |
みじかくも美しく燃え(1967/スウェーデン) | 耽溺的な美しさをゾクゾクと見る喜び。男と女の生の美しさ。ロングショットからの冒頭の草の萌ゆる色合いの見事さ。モーツアルトのたゆとう死のような白眉の高まり。 [review] | [投票(1)] | |
哀れなるものたち(2023/英) | もう冒頭から食い入るように見てしまった。それは見てはいけないものを見るようなどこか邪悪の漂う内容だが、立派に一つの骨太の女性映画といっていいほどの力量を持つ、あるいは古書から大哲学に導き出されるようなトンデモナイ秀作でした。 [review] | [投票] | |
オマージュ(2021/韓国) | 検閲によって欠落したフィルムを追う映画人の日々に映画への熱いオマージュが感じられた。彼女は女であることから、そのフィルムの作者に自分を同一化する、、。 [review] | [投票] | |
罪と女王(2019/デンマーク=スウェーデン) | 最初の30分は説明気味で退屈感も。その後は急速にストーリーは進行するも、どうも人間の醜悪さがクローズアップされ、後味さえ悪し。題材は似ていてもトニー・リチャードソンの「マドモアゼル」と雲泥の違い。 . . . | [投票] | |
聖なる泉の少女(2017/グルジア=リトアニア) | 90分、ジョージアという見知らぬ国の、神秘に出会う旅を体験した思いがする。映像は恐ろしいほど美しい。音も極端にまで制限し、しばらくは人の声さえ聞こえなかったぐらいだ。 [review] | [投票(1)] | |
カニバル(2013/スペイン=ルーマニア=露=仏) | センセーショナルな題名でいつ目を手で覆おうかと覚悟していたが、最後までその機会はありませんでした。観客の意識を反転させるかのような静かな芸術映像の連続で、自然、狩猟家である男の意識も意図的に美化されている。 [review] | [投票] | |
君の香り(2014/中国=韓国) | 韓国お得意の純愛一色ラブストーリー。テレドラと少女漫画と、女性たちの懊悩の心を読み取るピュアラブでございます。それでも、上海と釜山の映像風景は洒脱でほんと美しい。行ってみたいものだよな、、。 | [投票] | |
クローゼット(2020/韓国) | ホラーだと知っていたら見なかった作品です。まあハ・ジョンウも出てるし、そこそこの出来かなとは思うけれど、それほど目新しさも感じず、凡庸な作品でしょうか、、。ただ、意外と怖い、と思いますよ。 | [投票] | |
愛する人に伝える言葉(2021/仏=ベルギー) | 末期がんにおかされた一人の男の残された人生。それはすなわち我々自身のこととして映画と共に向きあう熾烈な時間でもあった、、。 [review] | [投票] | |
銀平町シネマブルース(2022/日) | 何気なく見た映画だったが、出だしから映画愛に包まれ、とてもいい展開へ。こんな映画は好きだなあ。最後までじっくり見る。 [review] | [投票] | |
二十歳(ハタチ)(2014/韓国) | 最初の方で二十歳とは人生の折り返しだという。それは正しい。年齢の半分が折り返しではない。実にながーい10代(11歳から19歳)は実は人生へのTRY&ERRなのであります。でもこの映画はそう言いながら、彼ら3人は軟弱のまま2時間浮遊する、、。 | [投票] | |
法廷遊戯(2023/日) | 原作は読んだ。かなりユニークな発想、展開で本格ミステリーをお好きな方にはとてもお勧めできる小説でした。映画は、やはりそれらをもとに詰め込んだ感じがしましたが、、。 [review] | [投票] | |
マネーボーイズ(2021/オーストリア=仏=台湾=ベルギー) | 中国映画なんだけど、内容的に外国資本で制作された映画なのだろうなかなか切ないいい映画でした。 [review] | [投票] | |
PERFECT DAYS(2023/日=独) | 「東京画」以来のヴェンダースの東京再現だ。男の日常はワンパターン。粗末な住宅である。朝起きて小さな植木に水をあげ、そして車で都内各所を回りトイレを掃除する。終われば銭湯で体を洗い、そしてチューハイをすする。たまには古めいた小料理屋で酒をいただく。その繰り返しだ。 [review] | [投票(1)] | |
枯れ葉(2023/フィンランド=独) | フィンランドの市井の人々。蓄えがあるわけでもなく、仕事も最下層といえる重労働の毎日。それは男も女も分け隔てない。 [review] | [投票(1)] | |
ポトフ 美食家と料理人(2023/仏) | 19世紀末のフランス貴族世界を背景にした食の世界。映画の大半が料理作りのシーンで圧巻。とにかくすごい。あれだけ手間を労力を駆使してできた豊穣のスープの味わい。 [review] | [投票] | |
ぼくの歌が聴こえたら(2021/韓国) | 出だしからいい音楽がかかる。そうだこの映画は音楽映画なんだ。でもいい人間ばかり出てくる。 [review] | [投票] | |
ルーム・フォー・レント(2019/米) | ホラー映画というか、ちょっと気味の悪い、趣味の悪い映画感がある。途中、見づらくて下を見てしまうシーンも多々あれど、これはこういうホラー映画では常道なのだろう、しかし主人公に引き込まれる演出・演技はやはり大したものだ。最後まで見てしまう。これは立派。 | [投票] | |
VORTEX ヴォルテックス(2021/仏) | 「カルネ」「アレックス」など数々のセンセーショナルな映画作りで話題性十分なノエの新作だ。今回はところが意外とおとなしい、、。 [review] | [投票(1)] |