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セントさんのコメント: 点数順

★5悪人(2010/日)今かろうじてその日を耐え、生きている人たち。底辺を支える肉体労働者の若者。叔父の経営する解体作業を黙々とこなす。家に帰れば離れたところにある風呂場へ寒いのに裸のままで移動するしょぼい家屋。そして、 [review][投票(12)]
★5トウキョウソナタ(2008/日=オランダ=香港)急に突拍子もないものが出現したり、いかにも不安定な現代を描き続けている黒沢清が、妙に落ち着いて揺れ動く現代社会を、揺れないでぶれないでしっかり描写した家族ドラマだ。 [review][投票(12)]
★5太陽(2005/露=伊=仏=スイス)2時間、一定の緊張感をもってしかも高揚感を保ち映像を見続けるという映画ファンにとって最高の至福を久々に感じることの出来た傑作を見る。 [review][投票(12)]
★5ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)うーん。参った。予告編から雑な作りのちゃちな映画かもと思っていたんだが、演出、映像かなり本格的なのである。しかも、それぞれ話の間合いもうまい。何よりも最初から最後までピュアで通したことがすごい。 [review][投票(12)]
★5硫黄島からの手紙(2006/米)アメリカ人による日本人観が底流に流れている硫黄島玉砕話はどういう観点から見ればいいのか迷っていたが、イーストウッドのフラットな見方に驚くとともに、あれだけ当時の日本というものを勉強していたのに舌を巻いた。 [review][投票(11)]
★5俺たちに明日はない(1967/米)映像的にはラスト以外はシャープな撮り方してない。牧歌的。持って行き場のなかった青春の苦しみ。ラスト、 [review][投票(11)]
★5いま、会いにゆきます(2004/日)日本でも最近こんなピュアな映画が作れるんだとまず驚き。しかも話もうまい。とにかくいい映画で文句なしに今の若い人にすすめたい。俳優、映像、脚本、演出すべて冴える。愛の映画の基本です。この映画に出会ったことは本当に嬉しいです。[投票(10)]
★5春の日は過ぎゆく(2001/韓国=日=香港)前作よりドラマ性はないが、はるかに大きくまた絹を織るように一片の恋を紡いでゆく。見事です。映像も本当にすみずみまでクリアで美しい。すばらしい。ユ・ジテこんなに上手かったんだね。 [review][投票(10)]
★5キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002/米)肩の力抜いて作ったようで、実にいい作品に仕上がった。ディカプリオまだまだ10代の役出来るんだ。すごい。意外と上手いのかも。ハンクスも今回は外に出さないいい演技。うまいわ。終わって、映画館の外を出るとさわやかな風。気持ち良い。画面も小さいのは計算してるね。秀作。 [review][投票(9)]
★5おくりびと(2008/日)出逢いがあれば別れもある。大きなサイクルで言うと、誕生が初めての人々との出逢いであり、死は最後の人々との別れである。そういう繰り返しを過ごし人間は進化し、今ここに僕たちがいる。 [review][投票(8)]
★5ヒトラー 最期の12日間(2004/独=伊=オーストリア)見ていて全編漂う死臭。この死生観は沖縄玉砕の日本を思い浮かべてしまう。取り憑かれたように死にゆく人たち。改めて戦争での敗戦の意味を思い知らされることになる。ベルリンの戦争末期の混乱を、嘗め尽くしたように這い続けるこのカメラはけれども美しい。 [review][投票(8)]
★58人の女たち(2002/仏)映画そのものへのオマージュに溢れるこれぞ現代の名品。 [review][投票(8)]
★5イヴの総て(1950/米)悪女者の秀作です。よく出来ているが、B.デイビス儲け役。バクスターうまいが、華がない(鼻も低い)。脇役演出力で見せる。陰惨な話でほんのり灯りがともっていたのは、M・モンローの輝くばかりの初々しさ、美しさ、他の女優と光沢が違う。[投票(8)]
★5打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日)人生、ある日ぱっと今までのとき(日常あるいは人生)が終わる時がある。それは子供にもやってくる。その時間が愛しくなる心情を夏の切り取られた一日で描いた。これは只事じゃないぞ。[投票(8)]
★5今度は愛妻家(2010/日)映画、小説でこそ使えるトリックをうまくこの映画は我々観客に大サービスして披露してくれる。行定勲うまいわあ。感心する。何げない夫婦の会話も壺にはまり、子供のいない夫婦の、お互いしか寄るところのない愛の確かさを表現する。 [review][投票(7)]
★53時10分、決断のとき(2007/米)うーん、なるほどね、いい映画だね。心情映画って気恥ずかしい表現だけれど、登場人物の心根が、吐く息の白さのように鮮明に伝わってくる、要するに浪花節映画でもあります。 [review][投票(7)]
★5ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007/米)狂気、欲望、無信仰、孤独、そして血というものを原油が噴出するように荒々しく描きこむ男の精神史。 [review][投票(7)]
★5ロスト・イン・トランスレーション(2003/米=日)人間の孤独をTOKYOに描いたことで、しんみり、また強烈に乾いた自分の心を知ることになる。一つ一つのシーンがホント心に染み渡る。家族でさえ、孤独を募らせる。日常を逃げても日常に戻るしかないこの真実。実に重い。[投票(7)]
★5笑う蛙(2002/日)うまいね。押入れの穴から見た本当の世界。通常の日常は擬似空間であるがごとく。舌を巻くほど上手い脚本。演劇的掛け合い。長塚京三代表作か。日本映画の秀作ここにあり。女は嘘をさっとつけるんだね。本質的に違うのかな。[投票(7)]
★5たそがれ清兵衛(2002/日)これはすごいわ。10年、いや20年に一本の映画かもしれない。もう完璧。絶句。日本映画の全盛期を見ているようでした。しかも無常観まで表出している。出演者、どんな端役まで心が入ってる。相手を思いやる気持ち、今求められてるのはこれだよね。[投票(7)]