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セントさんのコメント: 点数順

★5サンダカン八番娼館 望郷(1974/日)映像そのものは凝っていない。ナチュラル。権力からモノ扱いされた人間からの痛烈な憤りをラストの娼婦たちの墓の位置でメッセージした。名作。[投票(3)]
★5幸福〈しあわせ〉(1965/仏)映像だけで堪能する。充実したモネ風絵画展。余りに簡単な話なので余韻が残る。人生てそんなもの。他にこんな美しい映像は知らない。[投票(3)]
★5冒険者たち(1967/仏)ロベール・アンリコの最高傑作。永遠の青春映画。 [review][投票(3)]
★5イニシェリン島の精霊(2022/英)私のお気に入り映画だ。 [review][投票(2)]
★5シャドウプレイ〔完全版〕(2018/中国)冒頭に大河に一人舟を漕ぐ姿。色はくすみ、たゆとう流れる。静かでしかし何かはらみそうな予感を感じさせるファーストシーン。でも静かなシーンはこれのみ。 [review][投票(2)]
★5かがみの孤城(2022/日)原作が辻村深月でミステリーでも屈指のストーリーテラーだからか、とても感動できる忘れ得ない作品となりました。 [review][投票(2)]
★5三姉妹(2020/韓国)いまどきこういう映画は珍しい。何故って一昔前のように、人間を斜めから、真上から、真下から、真横からそして内臓からえぐり倒し解剖していく映画の何と、またすごいことか。 [review][投票(2)]
★5スパイの妻(2020/日)なかなか決まっとる映画でございます。黒澤も洗練され、全く無駄がない。これが元テレビドラマだなんて思えないほど黒澤のいいところが詰まっています。たまにこんなピシッとした作品を作るんだね。自由度の大きいホラーめいた作品が好きな私だが今回はブラボー! [review][投票(2)]
★5レ・ミゼラブル(2019/仏)総合的に優れてる、と言ったら身も蓋もないが、欠点のない映画である。冒頭のフランスを嫌が応でも見せつけるシーンから、ラストとのシンメトリーする対称性、沸々と怒りが爆発する心理描写といい、うまい。 [review][投票(2)]
★5パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)うーん、これが映画だね。僕は映画から久々の精神的効用を得ることができ満足。ジュノとしては「ほえる犬は噛まない」以来の最高評価。こんな分かりやすい寓話で現代社会をぶった切るジュノを断然見直した。 [review][投票(2)]
★5不滅の女(1963/仏=伊=トルコ)ロブ・グリエ初体験。というか脚本ではあの「去年マリエン」を経験してるわけであるが、、。 [review][投票(2)]
★5ハッピーエンド(2017/仏=独=オーストリア)さすがです。最近、人間の本来持っている悪について掘り下げる映画作家が少なくなっており、ハネケはその意味で現代では孤高の作家ですなあ。昔はベルイマン、ブニュエル、グリーナウェイ、ギャスパー・ノエなど錚々たる監督がいた、、。 [review][投票(2)]
★5しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016/カナダ=アイルランド)関節リューマチの女性と孤児院育ちの荒くれ男との強い愛の物語であります。たまたま主演のサリー・ホーキンスは「シェイプ・オブ・ウォーター」と同じく社会的マイナーの役柄を演じていますが、断然こちらの方が親近感があります。 [review][投票(2)]
★5オン・ザ・ミルキー・ロード(2016/セルビア=英=米)ここ数年来見た映画がへなちょこ映画に見えるほど、怒涛のようなエネルギーに満ちた映画です。映画とはそもそもこういうものだったんだと、思い起こさせるに十分な、これぞ傑作であります。人間の生きるに必要な根源的なもの、愛の形でさえここに存在する。スゴイ!脱帽。[投票(2)]
★5淵に立つ(2016/日=仏)深田晃司、早くも4作目にして一応の集大成映画とみる。今回は「西川美和+黒沢清」×1/2そして多少のパゾリーニ風(テオレマ)。だから、ホラーとしてみるもよし、心理映画としてみるもよし、罪と罰(神)を心底掘り下げた映画としてみるもよし。 [review][投票(2)]
★5イレブン・ミニッツ(2015/ポーランド=アイルランド)冒頭からの15分。映画ファンを画面をくぎ付けにさせる様々な映画テクで、さすがスコリモフスキやってくれるじゃないかい、と思わせる出だし。僕のまなざしは微笑んでいる。 [review][投票(2)]
★5スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015/米)S・Wシリーズ後半のダークイメージと本来の物語性が持つワクワクさを兼ね備えるこの作品。想像以上の出来栄えに我れ狂喜したり。この作品の前にはもう素直に脱帽せざるを得ず。何回も鑑賞が可能な現代では稀有な秀作であり、ファンにはこの上ない至福の時よ。 [投票(2)]
★50.5ミリ(2013/日)3時間を超える長尺。休憩なし。キツイけど見るしかない。映画館に行くと、思ったより年寄りが多い。(僕もそうだけど) え、そんな映画なの?(相変わらず内容は知らず映画を見る僕)平日なのに満席。何かの予感。 [review][投票(2)]
★5罪の手ざわり(2013/中国=日)僕にとって危険な映画です。最初の2つの挿話。何気なく人を殺戮するその小気味よさ。ほとんどの人間が現代を我慢してかろうじて生きながらえている中、スクリーンでは幻想よろしく、大物小物問わない悪人たちが拳銃の弾に、ばったばったと倒れて行く、、。 [review][投票(2)]
★5グランド・ブダペスト・ホテル(2013/英=独)見終わって「ムーンライズ・キングダム」に感覚が似てるよな、という程度の認識しかなかったが、この映画でウェス・アンダーソンはいわゆる映画作家に十分登り詰めたと思う。それほど映画ファンにはたまらないものが詰まっている作品である。 [review][投票(2)]