★4 | ターミネーター3(2003/米) | 緊密な映像の連続で面白かったすよ。ああいうラストへの持って行き方も好感がもてる。T−XのK・ローケン、なかなかいい女優だ。異彩を放ってるね。色気もあるし、無機質な感じもいい。楽しくずっと見れた。
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★4 | 白い花びら(1999/フィンランド) | 驚いた。サイレント映画なのだ。弁士が女性版だったので、多少違和感もあったが、試みは成功したと思う。
展開がポイントごとに絞ってるから [review] | [投票] |
★4 | ラヴィ・ド・ボエーム(1992/仏=伊=スウェーデン=フィンランド) | カウリスマキ。いいなあ。本当の映画詩人だ。ポエムだ。良さは見た人でないと分からないが、温かさ、こころの連帯、ユーモア、生きることの切なさ、だけどそんなのいいさと開き直る明るさ。 [review] | [投票] |
★4 | 赤い殺意(1964/日) | 結構図式だ。 [review] | [投票] |
★4 | キッド(1921/米) | 最初の出だしから、捨て子があちこち移動し、結局チャップリンのところにまた戻ってしまういきさつが秀逸。観客をとりこにする技術、ある意味ではサービス精神がすごい。まだ、でも朴とつとした映画だ。 | [投票] |
★4 | Versus(2000/日) | 不思議な映画です。あえて、500年前からの世界にして。時代劇を持ってきたことが斬新。この時代劇シーンが映像もよく、ロマネスクだ。現代もだから生きる。何かわけがわからないが、イメージは強烈。 [review] | [投票] |
★4 | 恋恋風塵(1987/台湾) | うーん。いとおしい映画だ。15,6の恋ってそんなもんよ。人生の真実をどんぴしゃで決めちゃったから、ほろ苦いと言うより苦い映画になったね。台湾でも富山の薬売りみたいなのがあったんだ。何から何まで日本によく似ている。ちょっと(50年ほど)日本だったんだからね。
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★4 | 大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日) | 小津の無声映画。やはり最初は音がないというのは多少苛々。しかし、映画のリズムと共に、そろそろ字画面が出るなあって分ってくる。子供の頃の遊び・子供同士の関係など心象・生活スケッチが優秀。 [review] | [投票] |
★4 | プロスペローの本(1991/英=仏) | なんと人間そのものも美術に仕立て上げてる。2時間前衛アートを見ている感。しかもそれが目もくらむ造形。うごめきまわる。退屈しない。ストーリーはシェイクスピアの「テンペスト」あたりをもじっているのだろうが、 [review] | [投票] |
★4 | 萌の朱雀(1997/日) | どっしりとした風格のある映画です。映像もいいね。過疎地の思いをある家族の崩壊に託しているわけだが、現地の住人の表情・自然を通して哀しいほど私たちに伝わる。
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★4 | コンフィデンス 信頼(1980/ハンガリー) | 戦時下、特異の状況下での濃密な愛の物語。仮装の夫婦が次第に愛し始めるといういたって映画的な素材。単純なハナシだけに心の葛藤が面白い。ラストは男と女の違いだろう。男は愛しだすと純になる。女は強いんだ。けろっと変わる。ホント生命力あるね。 | [投票] |
★4 | 007/ロシアより愛をこめて(1963/英) | 好きだなあ。歌も今でも口ずさむし、列車内でのスリリングはピシッと決まっている。作品としても秀作だなあ。他作品に比べて欠点がほとんどない。女優は物足りないけどね。 | [投票] |
★4 | スタンド・バイ・ミー(1986/米) | 3回見ました。リバー・フェニックス、映画と同じように夭折。予言してたんだなあ。同じ一時を共有していた時って、人生でも一回しかないんだぞ。ほろ苦い、ほろ甘い、だからこそ青春。ああ。 | [投票] |
★4 | 推定無罪(1990/米) | 推理小説の白眉。意外性も申し分ない。とにかく面白い。原作ばかり褒めちぎってるが、映画も充分一気にラストまで。秀作です。これ以降この作品をしのぐもの出たかな。 | [投票] |
★4 | ジョーズ(1975/米) | 言わずもがな音楽の勝利。「激突」の二番煎じだが、ジョーズの扱い方がガキっぽい。スピルバーグは良くも悪くも子供なんですよ。 | [投票] |
★4 | こころ(1955/日) | 漱石の暗黒のドラマ。読んでも映画でも読後感は重い。三橋達也がいい雰囲気。森は学生時代がちょっと軽薄。現代はいい。「わたし」の存在が曖昧なのだが、これは原作でも一緒。新珠に男同士の愛と誤解されるところが映画的だし、当時としては驚く。 | [投票] |
★4 | マトリックス(1999/米) | 冷たい醒めた映像。今回は紹介編というかプロローグ。今見ても禁欲的なところが面白い。200年ほど先の世の中でも電話線が唯一の生面線とは。これがへその緒なんだね。とすると、あの船は、まさに胎盤となる。なかなかですなあ。よく出来ている。 | [投票] |
★4 | グラディエーター(2000/米) | 映像、脚本もびっしり決まり優秀。でも、やはり一大スペクタクルなんだよね。私だけかもしれないが、一人一人の心に戻ってくる何か(勇気でもなんでもいい。)がない。クロウは熱演。音も良かったから加点。 | [投票] |
★4 | キスへのプレリュード(1992/米) | メルヘンの中にも怖さ、つらさ、悲しさが沁みこんでる。後々残る映画です。おじいさんがいいね。 | [投票] |
★4 | カプリコン1(1978/米) | 本当にめずらしくスカッとする映画。当時はよくこんな映画を作ったなあと勇気を讃える気持ちが強かったが、最近実話でなかったかと憶測されている。当時も噂はあったのかも。スピードも気持ちの入って行き方も申し分なくいい出来。娯楽作品の真髄。 | [投票] |