セントさんのコメント: 投票数順
月の輝く夜に(1987/米) | よく出来た映画で、俳優、演出、テーマすべてがどんぴしゃに決まった映画だと思う。ニューヨーク、月、イタリア系、家族、恋、老い、死、アングロサクソンから見たらどうか分からないけれど、文明批判も底ではうずいており映画としては完璧ではないか。 [review] | [投票] | |
マジシャンズ(2005/韓国) | 95分、同じカメラでのワンカット映画というのを初めて見た。どうしても演劇的映画になってしまうが、それでも監督以下スタッフの執念は画面から執拗に届いていた。 [review] | [投票] | |
アナーキスト(2000/韓国) | 見てすぐに雑な演出にかなり驚いてしまう。また、上海占領時の日本軍が完全悪役扱いなので、歴史的解釈もへったくれもなく、アクション映画ならそれに徹すればいいものを、 [review] | [投票] | |
プレステージ(2006/米=英) | 相変わらずストレートに見せてくれないストーリー展開には少々苛立つも、まあ今までの作品よりはかなり分かりやすくなってはいる。 [review] | [投票] | |
ウール100%(2005/日) | この映画、ほんとキモイ。これは女のひとの、どろどろした赤い感覚が最後まで映像を通してこちらに伝わってくる。男の僕にはまるっきり入り込めない、イヤーな不快感があります。 [review] | [投票] | |
バーディ(1984/米) | さすが、アラン・パーカー。難しい題材を信念を持って、しかも青年のもつはかなさまで夢に託し叙情的な映画になったと思います。 [review] | [投票] | |
俺は、君のためにこそ死ににいく(2007/日) | 見るまでは題名がどうもストレート過ぎて引いていたのは事実で、気乗りしないまま見ていた。しかし、思っていたより、素朴な特攻隊の人々の描写にすぐそんな気持ちは忘れ去っていた。 [review] | [投票] | |
ドリーム・クルーズ(2007/米=日) | ほとんど新しさを感じない2番煎じが多いホラーであります。登場人物も極端に少なく、舞台もほとんど船上なので、低予算の映画だということは分かる。 [review] | [投票] | |
黒い眼のオペラ(2006/台湾=仏=オーストリア) | ほんとに世界的にも独特な映像を見せてくれるツァイ・ミンリャン、またまったくほとんどセリフは見られず、ぽつぽつと観客は夢解きを強いられる。 [review] | [投票] | |
フィレーネのキライなこと(2003/オランダ) | 珍しいオランダ艶笑コメディーだ。それにしても、これほど内容のない、他愛のない題材をそれなりに持たせる演出力はひょっとしたらかなりのものなのかもしれない。 [review] | [投票] | |
ルイーズに訪れた恋は・・・(2004/米) | 何か女性小説みたいな展開で、男性の僕は、どうもみんな嘘っぽく、共感できるどころか、引きはじめて、ついていく気もなくなりましたが、 [review] | [投票] | |
明日、君がいない(2006/豪) | 普通に明るいと思っている高校生の心の裏側をざくっと切り取った稀有のドラマだ。 ドキュメンタリー調にアレンジしているので、通常ある映画の楽しさと言うものからは一番遠い映画だろうけれど、思春期の一人一人まともに正面から見据えている。 [review] | [投票] | |
達磨よ、ソウルに行こう!(2004/韓国) | 1作目もハチャメチャ楽しい映画だったが、今回も定番のヤクザとの勝負がある。 これが売りなのだが、相変わらずわくわくさせる戦いが用意されている。 [review] | [投票] | |
ビッグ・リバー(2006/日=米) | 映像の美しさは特記すべきだが、少し酔っている節もある。でも、実際のエトランゼから見たアメリカのアリゾナの風景はこんなものじゃないだろうか、、。そんな思いで見ていた。 [review] | [投票] | |
迷子(2003/台湾) | 本当に大事なものを喪失したときの人間の行動、心情、その動きをドキュメンタリー的にカメラはロングショットで追いかけてゆく。その面白さ。 [review] | [投票] | |
クライング・フィスト(2005/韓国) | やはり男の映画だね。こんな、ぼろぼろの、無秩序の、計算の出来ない、ただ目の前の愛情だけは人以上にあると言う典型的な普通の男の、まさに本当の人間男を秀逸なカメラワークと、チェ・ミンシクとリュ・スンボムの突き抜けた演技で描く。 [review] | [投票] | |
恋に落ちる確率(2003/デンマーク) | うむ、感覚的な粋な映画が現代に出現、といった感じ。小説的でいて、映画的でもある。まさに映像のラッシュ。解体された小説と映像のめくるめく世界。 内容はともかくうっとりと画面を見ているだけで映画的至福を感じられる稀有な映像作品です。 [review] | [投票] | |
情痴 アヴァンチュール(2005/仏=ベルギー) | 余裕のあるフランス映画といっていいのかどうか、夢遊症という映画ではどうにでもなり得る題材を用いているので、観客がだまされるのか、だまし切れるのか、結構真面目に見ていたが、最後でちょっと吹っ飛んじゃったね。 [review] | [投票] | |
名探偵コナン 紺碧の棺(2007/日) | 今回は定番といえる宝探しという魅惑的なミステリー。前作ほどの熱のようなものは感じなかったが、それでもセリフのちょっとした一言が楽しく、つい魅入られてしまう。ここがコナンの魅力なんだよな。ラストのラストのおまけが効いていて素敵でした。加点しました。 | [投票] | |
達磨よ、遊ぼう!(2001/韓国) | 韓国で珍しい、仏教の教えを基本にしたヒューマンアクションドラマだ。 演技者も多数だが芸達者で実力者をそろえている一方、撮影も見事で美しい。脚本も面白く作ってある。これはプロ集団が作った基本的な作品だろう。 [review] | [投票] |