★3 | 海辺の家(2001/米) | 前半はとろいまどろっこさがあるが、家を建て始めてからは、水を得た魚のように画面が生き生きしてくる。
息子との生き様もいいが、元妻との愛の再確認は美しくていいね。本当は、知らず知らず愛が停まっていただけなんだね。と、思いたい。
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★4 | 好男好女(1995/日=台湾) | 相変わらずロングショットの多用。映像も本当にみずみずしく絵画的できっちり画面にはまるのだが、俳優のクローズアップがないので、まず人物が特定できないのだ。この作品は現在と過去と劇中劇が重層的に重なっているので、特に分りづらかった。
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★4 | 偶然にも最悪な少年(2003/日) | どっちかというと僕は、若者の心とか気持ちは、自分がその時感じてたことのみを頼りに、どうにか推測するしかない。
いつも笑ってばかりいて我慢しがちの少年と、 [review] | [投票] |
★3 | 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!(2003/日) | 庶民の、小さな器のもと、何かシャボン玉のように、小さいけれど一瞬の夢を見させてくれる、そんな映画でした。見ている間は本当にいやなことも忘れさせてくれるんです。このシリーズ、映画館で見たのは初めてだったんだけれども、 [review] | [投票] |
★4 | 回路(2001/日) | 映画を見ていて、死について考察してしまうのも珍しい。一気に見てしまいました。単なるホラーではないな。死についての究極的な恐怖にまで至る力作です。後々忘れない映画になるであろう。
それにしても、「28日後、、、」に似ていること。こちらの方が先だが。 | [投票] |
★4 | 17歳のカルテ(1999/米) | アメリカ映画ではきちっとしたいい映画だ。
カメラワークも少女の心象を中心に面白い撮り方をしており感心させられる。みんな、乗り越えなければならない時もあるのだ。食いつくように見てしまったいいドラマだ。秀作。 | [投票] |
★4 | ケス(1969/英) | この映画、30年以上も前の映画なんだ。全然感じないね。すごくリアルで、新鮮だ。この少年がちょっと年を経たのが「シックスティーン」なんだ。やはり年月をたってても、テーマは同じだ。
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★3 | リフ・ラフ(1990/英) | イギリスの映画って、上流か下流かのどちらかしかないように中流が出てこない。日本映画とは大きく違う所だ。ローチ流だから、ビルの工事現場での男たちとの共感と歌手志望の女の子とのロマンスを描いている。 [review] | [投票] |
★3 | パリ空港の人々(1993/仏) | 国際空港にトランジットと言う一時渡航エリアがあることは知ってはいたが、住み着いている人がいたというのは驚き。この映画はパスポートを盗まれた男と、 [review] | [投票] |
★2 | ドッグ・ソルジャー(2002/英=ルクセンブルク) | B級映画っていっても、本当に [review] | [投票] |
★4 | カルネ(1991/仏) | 何か変わった映画なんだよね。だけど、基本に忠実っていうか骨組みがしっかりしてる。短編だから、トーンがハッキリしてて、主題が明確。分りやすい分、衝撃度も強い。映像が現実的でシュールだ。 | [投票] |
★5 | 閉ざされた森(2003/カナダ=米=独) | 芥川の「藪の中」もたじたじの五転六転のストーリー展開。これはスゴイ。そして [review] | [投票] |
★4 | ゴースト・オブ・マーズ(2001/米) | 何か不思議な映画でやんス。音楽が全篇BGじゃなく、ばかすか鳴ってる。首がバンバン飛ぶ。俳優のB級さ。だが、映像が全体に赤みがかっててシュール。感動する映画じゃないが、変な映画なのだ。
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★4 | DRIVE(2001/日) | コメディーとして、珍しい明朗ものとして、日本映画で出色の出来。ホント笑えた。よく練ってる。堤上手いよ。脇役俳優陣、一人一人個性的、自由に演技させてる。これが支えてる。テーマとか何もないのがいいのかも。 | [投票] |
★3 | ザ・ワン(2001/米) | かなり凝ってるんでしょうね。楽しめましたよ。ラスト [review] | [投票] |
★4 | X−MEN2(2003/米=独) | 人物が多すぎて初見の私にとって人物関係が分かりづらかったが、そりゃものすごい半端でないCGで、それがとても美しい。感心。映画でないと出来得ない映像が素晴らしく、1800円払った価値は十分有り。サービス満点。ミュータント側から描いた手法が成功。 [review] | [投票] |
★4 | 8 Mile(2002/米=独) | 意外と真面目な作りの地味目の映画でした。ラップというのが掛け合いディベード風に競ってゆくのにはびっくり。音楽とはだいぶかけ離れてるよね。一方、デトロイトの下層の人たちの生活もきめ細かく描いている。人生の1ページを切り取ったような映画ですね。 | [投票] |
★4 | ゴスフォード・パーク(2001/英=米=独=伊) | 圧倒的な素晴らしい映像に酔いしれる。まさに美術品の光沢と香り。主役不在の面白さ。推理小説的にはアンフェアーだが、これは映画。「オリエント急行殺人事件」を匂わせておいて、うっちゃりするあたり、ほんとに憎い。アルトマン健在。 | [投票] |
★4 | HERO(2002/中国=香港) | 「花様年華」の延長戦。トニーとマギー。今回は戦いで、愛の物語。HEROは人類愛にまでに及ぶ。映像が、美術が、衣装が、ああ、、、たっぷり、どっぷり映画という贅沢な魔法に浸かった至福の時間よ。 [review] | [投票] |
★4 | 少林サッカー(2001/香港) | これは映画でマンガしちゃったんだ。完全に画面はマンガ。いちいちめくらなくてもすいすいページが進んでゆくマンガを映画で見る。あの、マンガの面白さがそのまま。凄いなあ。目を疑ったよ。革命的でもある。サッカー以外のだささもいい。 | [投票] |