| ★4 | ファニーとアレクサンデル(1982/独＝仏＝スウェーデン) | これ以降作品がない。これでジエンドにした心境は、、。私には物足りないとしか言いようがない。現世での悪についての捉えかたに違和感があり、通俗的過ぎると思うからだ。もう一度遺作を作ってほしい。 | [投票] |
| ★4 | ボディガード(1992/米) | 結構面白かったです。黒人女がいくらスターだからって、コスナー級の白人男がガードしている想定がまず面白い。（僕だけかな？） その自虐的な感覚が二人の愛の基本スタイルだから、何か日本の「春琴抄」を連想しました。 | [投票] |
| ★4 | ペパーミント・キャンディー(1999/日＝韓国) | 簡単な技術だ。だんだん時間をさかのぼり、一人の男の生き様を見つめてゆく。ここまで順番に丁寧に時間を戻してゆく方法が新鮮。甘さも目につくが、秀作です。 | [投票] |
| ★4 | 北京的西瓜(1989/日) | 大林の映画的体力が健在だったことを証明するドキュメンタリータッチ映画。思想の芯がしっかりしてるから、画面が流れていない。詩情がある。まさに映画だ。 | [投票] |
| ★4 | ベント 堕ちた饗宴(1997/英) | これはすごい映画だよ。精神の解放と、自由。しかも、愛まで謳ってる。それはエクスタシーまで到達する。これこそ、１８禁じゃないかな。 | [投票] |
| ★4 | ブラス！(1996/英＝米) | うーん。いかにもイギリス。同じ金属でも鉄の匂いだな。実直の香りもする。音楽はいいなあ。人と人を結びつけるのはブラスの吐く息と吸う空気。 | [投票] |
| ★4 | ＢＲＯＴＨＥＲ(2000/日＝英) | アメリカを意識して作った北野映画。引き締まった映像。相変わらず優しさとコミカルの混じった話法。映画的にも計算してるなあ。目論見は成功した、と見た。アメリカ上陸おめでとう。 | [投票] |
| ★4 | 真夜中のパーティー(1970/米) | 孤独の人間の集まり。ぬくもりを求めて生きてゆくことの意味を、少し演劇的に描く。ちょっと硬かった気もするけど、いい映画だ。 | [投票] |
| ★4 | 真夜中の刑事 ＰＹＴＨＯＮ３５７(1976/仏) | 随分前に見た映画だけど、フィルムノアールの名作です。じっくりと映像を楽しんだ気がします。モンタンいいよ。シニョレも。いかにも仏映画です。 | [投票] |
| ★4 | 招かれざる客(1967/米) | みんな立派過ぎる人が登場する。こんな完璧の人が集まるのも嘘っぽいけどね。でもこんなうがった見方は私の精神が貧しいからでしょう。反省します。ちょっと爪先立ちの人が喜ぶ映画だと思うのはぼくだけか？ [review] | [投票] |
| ★4 | マイ・プライベート・アイダホ(1991/米) | いい映画だ。好きだ。何か彷徨いながら、それでも戸惑いながら求め、また歩いてゆく。それは私たちの生き様でもあり、死に様でもある。軽い優しさに満ちたタッチがいいね。 | [投票] |
| ★4 | ミッドナイト・エクスプレス(1978/米) | ちょっとした犯罪が、一人の人間を、精神の不条理まで到達させる、長い時間と闇。光が待ち遠しい。光明がほしい。牢獄を出た時の地上の光は主人公を盲目にさせるぐらいの光の量だ。それは私たちのちっぽけな日常でもあった。 | [投票] |
| ★4 | マンハッタン(1979/米) | いい女優集めて、カメラも良ければ、アレン節がうなる。映像ぴか１だしね。Ｍ，ヘミングウェイが不思議といいんだ。巨体なのにあの精神性と柔らかさ。あの優しさが全体を包む。恐らく、アレンの最高作。 | [投票] |
| ★4 | 世にも怪奇な物語(1967/仏＝伊) | フェリー二は短編でもあまねく世界を自分のものにする。幻想。シュール。何回も見たくなる作品だ。 | [投票] |
| ★4 | わが谷は緑なりき(1941/米) | 見なければいけないと思い見た映画。評判どおりの名作。ただ、見たいと思って見たわけではないので、やっと終わったという感じ。すみません。フォードは「駅馬車」もごひいきじゃないし、合わないみたいです。 | [投票] |
| ★3 | 嵐が丘(1988/日) | 吉田には期待しているのに、不満。意外と散漫な描写。翻訳ものの難しさか。荒々しさは感じるが、、、。理詰めでない方がいいのかも。 | [投票] |
| ★3 | 悪魔の手毬唄(1977/日) | このシリーズは俳優で犯人がわかるよね。岸恵子は色香と華やかさが前面に出るので、この役柄はどうかと思う。まあ、それでも動機付けとかしっかりしてるから、かなり面白い作品に仕上がった。何回も見ている人も多いだろう。 | [投票] |
| ★3 | 犬神家の一族(1976/日) | 映像、テンポは秀逸。才気・楽しさにあふれる。みんなよく知ってる話だから、当然犯人探しはしていない。水準の娯楽作。 | [投票] |
| ★3 | ギャルソン(1983/仏) | うーん、さりげなく働く中年のボーイの生活。フランスっぽいしゃれた映画。意外と小品。モンタンファンには物足りない。 | [投票] |
| ★3 | 絞殺魔(1968/米) | Ｔ．カーチスって当時人気があったんだよね。でも淡々とした地味な犯罪映画です。何かあるあると思っていたら、そのまま終わってしまった。タッチは悪くないけどね。 | [投票] |
