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セントさんのコメント: 投票数順

★4終わりなし(1984/ポーランド)死者の視線が全篇を漂う。また、愛を突き詰め、うごめき、足元はふらつく。喪失感とはこういうものなのか。ラストは、それでもずるいと思う。簡単すぎる。こんなものじゃない。けれど好きな映画です。[投票(1)]
★2デス・フロント(2002/英=独=仏=伊)戦争ものホラー。ほとんど雨のシーンです。ホラーと言ってもそれほど恐くないんだよね。原因がそれとなく分かるようになってるから。で、 [review][投票(1)]
★410億分の1の男(2001/スペイン)分りづらい映画だ。運というものを主題にしているから、荒唐無稽にも思えるし、娯楽作としても秀作。撮影が特に見事。高い音のピアノも映画の雰囲気をよく表現している。それにしても「もう愛していない」という言葉の重さよ、、、、。[投票(1)]
★4リメンバー・ミー(2000/韓国)「イルマーレ」を見た後気になっていましたがやっと見れた。較べると映像がちょいイマイチ。話も恋人同士にならないから盛り上がらないが、ラストの出会いは感動もの。相変わらずセックスレスで、韓国のこの種の映画はキレイです。[投票(1)]
★2フォーエヴァー・モーツアルト(1996/スイス=独=仏)昔から見ているファンからして、もう見放したい気分です。革命幻想から遠ざかったゴダールには途方もないつぶやきしか残ってないのか。翻訳も酷かったのも一因。一方、映像は見違えるばかりに美しい。全盛期にもなかった事だ。 [投票(1)]
★3ラスト・プレゼント(2001/韓国)家族写真か。昔は日本でも正月には家族で撮ってたもんね。その雰囲気がよく出ている。イ・ヨンエは素で演技したから目立ったね。キレイです。対して、イ・ジョンジェは漫才師という反キャラで不得意だったように思えた。立ち姿はいいんだけどね。[投票(1)]
★4Laundry〈ランドリー〉(2001/日)悪くない。演出、切れてないけど、素直にあるがままのものが溢れてる。きれいな美しいしかし現実的でない作りものの物語。ポエムなんだろうな。最後まで、窪塚の作った演技がざわざわしてる。高校生ぐらいの純朴な新人を使ってくれればいい映像になったと思う。[投票(1)]
★4一票のラブレター(2001/伊=イラン)いかにも想像できそうな、ど田舎の選挙を巡る人々のエピソードである。のんびり、どこまで行っても青い海。ラストの求愛は素敵だ。演出が意外ときめ細かく、出だしとラストは風格さえある。この監督、本物の映画を知っている。[投票(1)]
★2チェルシーホテル(2001/米)登場人物はスゴイメンバーなんだけどな。もう一度見たいとは思わない。映画なのにすべてセリフで物語を説明し、映像で語らない。映像はそのためのつけたし。後期のゴダールはそうだったけど。 [review][投票(1)]
★4ねむの木の詩(1974/日)子供たちの何ものからも汚されていない無垢の心を写した絵画がある。その前では僕たち大人は、自己の心の汚れを知る、と同時に一瞬の清らかなトキに戻ることも出来るのだ。涙がすべてを浄化させてくれる。[投票(1)]
★4人斬り銀次(2003/日)竹内力出演だから、またいつものと思っていたら、かなり異色の戦争怨念ものでした。古尾谷雅人、これが遺作なんだけど出番が少なさ過ぎる。これじゃな、。夏八木勲主演で引き締まる。ラストも悪くない。また、やはり雅人を想い、プラス1点したい。[投票(1)]
★3魔界転生(2003/日)評判悪かったが、意外と普通のCG時代劇。映像もきれいでしたよ。質問1.魔界に行っても強くならないんでしょうか。2.魔界の人が簡単に死ぬが不死身じゃないのか。 窪塚は出っ放しじゃないし、神を捨てた悪の天草四郎だから、あんなものか。 [review][投票(1)]
★2ルーヴルの怪人(2001/仏)映画的には見せ場が全然ないですね。前時代性を感じる古い作り。ちょっとひどいのでは。でも、J・クリスティー何十年ぶりだろう。相変わらず気品と個性がある美貌はそのまま。それが嬉しいです。[投票(1)]
★4沙羅双樹(2003/日)冒頭の映像が幻想的で美しい。またショッキングな内容なので恐い。いのちの源、古都奈良に、一家の止められた時間と、新しい生命を得て生きる力を得る、その喪失と再生をゆったりとした奈良の時間・空間に描く。 [review][投票(1)]
★4ナイン・ソウルズ(2003/日)だんだんこちらの心にずしーんと入って来る衝撃的な映画。 現代で生きてゆくことの苦しさ、家族・恋人・友人とのつながりの細さ、行くところのない閉塞感、、、、重い。やはり重い。 [review][投票(1)]
★4ディナーラッシュ(2000/米)結構面白かったなあ。停電やら、抜け出しての、にわかセックスだの、なかなかうまい。ラストの終わらせ方もウソーと思わんばかりに意外性があり、楽しませてもらった。これはなかなか拾い物だ。 [review][投票(1)]
★2ハルク(2003/米)肝心のシーンで分割画面になるから集中力がここでダウン、しかも意味のない分割なんだよ。アン・リーなんですね。信じられない。父と子の描き方もあれじゃまるで父親が狂人みたいだね。下手糞といわれても仕方がないなあ。 [review][投票(1)]
★5散歩する惑星(2000/スウェーデン)現代の奇作といっては失礼だろうか。もう面白すぎて、画面に釘付けになった。私には世界の終末が近づいているという設定のもと、人々が自分を見失いかけていると思いたいのだが、いかにも取れるお話にしてある。ブラックユーモア、乾いたアイロニー、、、 [review][投票(1)]
★4アリ・G(2002/英=独)サービス満点のお馬鹿映画。あっという間の1時間半。レベルが低いから私にはとても楽しかったス。たまにはこんな映画で浮世を遊ぶのもいいよね。[投票(1)]
★4怪談(1964/日)ラフカディオ・ハーンのご存知怪談集からのオムニバス。日本人より、外国人向けの演出・美術に驚く。例えば、耳なし芳一の全身に般若心経を書き込んでゆくところ、まさに日本の素晴らしい美術、すなわち人間仏像。ジャポニズム満載の映画なのだろう。 [review][投票(1)]