[コメント] 電車男(2005/日)
現代ではもう当たり前の日常的なネット世界。ごく普通の未来のない現実を、黙々と後ろ向きではないけれども決して前向きでもない青年たちの心情をかなり等身大に、しかも至近距離に描いている。そんな世界に恋というものが闖入したら、、
というかなり僕自身が大いに感情移入できた大好きな映画です。
青年の行動が少し誇張はあっても気持的には自然で、僕ももっともっと応援したくなった。 出演者も贅沢で、何気ない映像のようでいて、雨のシーンといい、しっかりつぼを押さえていて、見るものを酔わせていく。
山田孝之が思いのほか頑張っていて、青年のほとばしるストレートな気持ちを僕たちに伝える。うーん、うまい。目を見張る。
この純な気持ちは時代を超える。 こういう素直な映画はやはり褒めてあげたいなあ。僕のようなおじさんがかなり心を動かされてしまったんだから。
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