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[コメント] インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(2008/米)

お待ちかね、インディージョーンズ。何と19年ぶりとは、、。繰り返しテレビ放映があり、そんな感じはしなかったが、待ちかね過ぎたのか、期待し過ぎたのか、いつも童心が騒ぐ映画本来が持つワクワク感はそれほどでもという印象が、、。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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出だしは例の音楽がジャーンと鳴りそりゃあ身を乗り出す羽目になるわけですよ。少々お無理かなあといったハリソン・フォードも身体いっぱいにインディを表現しているし、ケイト・ブランシェットも真面目過ぎるぐらい悪役に徹している。(もうちょっとふざけていてもいい感じもするが、、)

何かなあ、相変わらず新作でも50年前の出来事だから、主題は良き活劇を求めてのノスタルジーであることは間違いないのだが、今回は題名にある通り宇宙からの迷い人をストーリーの題材に置いちゃったからちょっとイメージが違ってしまったんでしょうか、、。

あの、原爆の街自体はやはり日本人だけではなく、映画ファンはちょっと乗れないものがあったようにも思う。全体にヤマが何度かあるのだが、今までの作品のように分かってはいてもはらはらどきどきするといった映画本来の面白さが今回あまり感じられなかったのは僕の年の成せる業かもしれないデス。(あの急流シーンでさえ少々工夫が足りない感じもしましたが、3回ともほぼ同じ展開だもんね。)

決してハリソンのご老体だからとは思えません。この映画の原点に戻ろうとする気概は強く感じ取ったし、それはやはり嬉しいところではある。と、するとやはり冒頭で言ったようにクリスタルスカルが原因だったのかなあ。

とか何とか言って、楽しんだのは事実ですよ。次作も作っていただきたくて敢えて苦言を呈しております。インディ・ジョーンズの公開は映画ファンにとっては一番の喜びです。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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