[コメント] 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009/香港=仏)
題名が少々気恥ずかしく、チケットを買う時に苦労したが、それにしても相変わらずこのスタイリッシュな男気、映像を見せられては、恥ずかしくもにんまりしてしまう自分に気づく。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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結構、作りは雑ですね。何故会計士夫婦を家で襲撃して殺すのか、とかそのうち記憶をなくしてしまう銃弾が脳に入っているご都合モードなど、見ていて馬鹿馬鹿しくもなるが、その考え尽くしきっちりとはまっている映像、そして子供っぽい思考回路など逆にそれにはまり込んでしまっている自分を感じるのだ。
女性が見たらこの映画何なのと言われるかもしれないが、これはこれである意味他愛ない男のロマンを描いたファッション映画なのだ。夢を持つにはあるスタイルが必要なのだ。出演者全員が素敵に見える映画ってそうないですよ。完全グーです。分かっていても彼の映画が来ると見たくなるジョニー・トーはホント稀有な監督です。
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