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[コメント] 津軽百年食堂(2010/日)

青森の蕎麦屋の話である。明治時代に屋台から店へと設立した苦労話。そして、4代あとの息子が学校を卒業後も不安定な仕事で日常を紛らわしている。そんな明治と現代を対比させて映像は流れるが、、。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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主役の藤森君には悪いけど、 明治も現代も中田君でよかったんじゃないかな。もちろん出番の多い藤森の方が演技的にはあらが目立ってしまうのは仕方ないにせよ、セリフの言い回しが漫才的で軽い。でもこれは演出のやり方でいくらでも変わるはずだから、大森のせいなのかもしれない。中田がいい味を出しているだけに惜しい。

まず上げ足を取ります。ルームシェアの話、父親の交通事故、不倫中の上司の入院、七海の母親の恋愛、バイクと馬との関係話ちょっとみんなこじつけっぽいよね。なくても全然困らないから、始末が悪い。

とか、十分文句を言いました。さて結局、この映画のテーマは不明確でした。都会に出て疲れて地元に戻ろうとする青年はどこにでもいる。それとどう違うのか。それにしても藤吉久美子、老けた役なのかなあ、最初分からなかったです。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)寒山拾得 ペペロンチーノ[*]

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