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[コメント] ラム・ダイアリー(2011/米)

時間合わせに見た映画だったけど、これがそれほどデップが作りたかった映画なのか、恐らく個人的な原作者へのオマージュなんだろうが、観客としては何を見るべき映画なのか分からずじまいの散漫な映画だと思いました。
セント

**ネタバレ注意**
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とはいえ、最近役に徹して本物の顔も分からない映画が続いていたのでデップの内側に入りたい人(要するにファン)にしてみたら見るべき映画なんでしょう。

内容的には悪徳資本家アーロン・エッカートが言っていたようにデップだって彼らと契約を交わしていたわけで、充分同じ穴のむじななのである。本来裏切っていいわけないんだけどなあ、、なんて、そんなことまでどうでもよくなるほど思想がないんだ。

俳優的にはだんだん若い時の役柄に戻って来そうなジョヴァンニ・リビージの退廃ぶりがすさまじい。他に役がないのかねえ。

そしてそんなことより、目が覚めるほどの美人のアンバー・ハードの登場はこの映画の唯一の見どころです。こんな女優を生かせないハリウッドってどうなってんのかなあ(あの『スノーホワイト』のクリステン・スチュワートがベストマネーメイキングなんて信じられるかい?)、とまで思ってしまう観客的には余裕いっぱいの映画でした。

(評価:★2)

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