[コメント] 白い沈黙(2014/カナダ)
雰囲気は悪くないんだけどね。出だしのあの4,5分間の消失、なんかは結構いい。ところが時間軸をいらい過ぎているのか、何かつじつまの合わない部分も出てきたりどうしたのかと驚く。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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登場人物は誘拐事件から8年を過ぎているのだが、少女以外は全く歳月を感じさせない容貌。刑事たちも両親も全く老けない。これじゃあ時間軸をめちゃ編集しているのに、観客たるや、余計ややこしくなる。
検挙率が秀逸な刑事が初対面で男親を犯人扱いしたり、何でだ、とどうもやりきれない。他にもこの映画、突っ込みどころが多く、エゴヤンどうしたんだろうとそのう気の毒になってくる。
みんなが嫌がるあのキモイ初老男、キモイながらも雰囲気がありますね。そのキモサを通り越して変なやさしさが墓穴を掘ったんだが、この映画の雪の白いイメージとキモイおじさんのキモサが合わさって、絶妙な味わいになりました。
これがエゴヤンの個性なんでしょうなあ。悪くはない。今回は少々気の毒な作品になったけど、まあそれも彼のエゴヤン?
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