コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] クレイジー・リッチ!(2018/米)

これは、拾い物の映画を見た。話はシンプルなシンデレラものなんだけど、ワーナーでありながら、アジア系がオールキャストで、白人も出てくるけど全く刺身のツマ状態。しかも、乗せ方がうまく、観客は冒頭から画面にくぎ付けになる。
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







テーマは中国系アメリカ人と純粋(家族を思う)中国人との対立。こういうテーマはあまり日本人にはわからんけれど、うまく映画ではてきぱきと料理してます。

何といっても、全体の流れが映画本来の楽しさ、美しさ、喜び等を感じさせるハリウッド方式が、古き良き黄金時代の娯楽映画を凌駕している感じがします。これは大したものです。

俳優陣がいいんです。ミシェール・ヨーはもう目を見張るほどきらきらしてる。彼女が画面をぐいぐい決めている。親友役のオークワフィナ(オーシャンズ8でもよかった)が敵地で一人味方になる適役で、水を得た魚のようでうまい。彼女は芸達者です。

音楽も素晴らしかった。友達の結婚式で披露されるあの曲(なんだっけ?)はジーンとくるねえ。きれいな歌声で、もう冴えまくって印象に残る。

何といっても、別離を覚悟してミシェール・ヨーと対決するシーンが出色。場所は何と雀荘なんだ。麻雀の牌で彼女の心情を訴える見事なカットでした。この映画のハイライトだ。

2時間、もう贅沢、ゴージャスで、哀しくて、楽しくて、素晴らしい至福の時間。すなわち夢。これこそ映画ファンが待っていた映画だと思います。僕も刹那的にセレブにもなれたしね。もうしばらくは百均に行けないなあ。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。