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[コメント] 鏡の中にある如く(1961/スウェーデン)

心を病んだ人にしか神は訪れない、と。しかし、その神は夫のようでもあり、父親のようでもあり、
セント

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







現実に先程身体を犯した弟でもある。人間にとって神とは何なのか。神は存在するのか。生けるよすがになるのか。それが愛ではないのか。と、人間本来の根源的なテーマを提示し続けた問題作、第一弾。テーマは重いがまだ救済感が漂っている。

ラスト近く映る灯台、海の日没は北欧のムンクの絵画を連想してしまう。

(評価:★5)

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