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★4 | 灼熱の魂(2010/カナダ=仏) | 確かに疑いなく衝撃の作品である。人間が考えるにこれ以上の受け入れがたい真実がこの世にあろうか。一応は上質で綿密な一流のミステリーである。しかし、このギリシャ悲劇を下敷きにしたような謎解きには悪意が入り込んでいる。
[review] | ペペロンチーノ, ペンクロフ, のさσ( ̄▽ ̄;), 3819695ほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | オン・ザ・ミルキー・ロード(2016/セルビア=英=米) | ここ数年来見た映画がへなちょこ映画に見えるほど、怒涛のようなエネルギーに満ちた映画です。映画とはそもそもこういうものだったんだと、思い起こさせるに十分な、これぞ傑作であります。人間の生きるに必要な根源的なもの、愛の形でさえここに存在する。スゴイ!脱帽。 | 緑雨, ゑぎ | [投票(2)] |
★4 | 原爆の子(1952/日) | 55年も前の映画であることをまず今初めてこの映画を見る観客としては構える必要があると思う。原爆そのものを世界に知らしめる必要もあったのだろうし、 [review] | ペンクロフ, 水那岐 | [投票(2)] |
★5 | 佐々木、イン、マイマイン(2020/日) | 青春の墓碑銘と言えようか。みんなが同じ方向を見つめていたそのまなざし。喜びも哀しみも苛立ちも不安もみんなで分かち合う、そんな”とき”の共有こそがそれぞれのその後の人生に確たる沈殿を残すのだ。 [review] | 緑雨, おーい粗茶, けにろん, シーチキンほか6 名 | [投票(6)] |
★4 | あなたの顔の前に(2021/韓国) | ホン・サンスの映画って、普通の映画のように「さあ今から映画が始まるよ」といったところが全然ない。あたかもそこらの小説を読むように自然に入り、そしてしかしラストで読者は思いがけない発見をして何それ?で終わるのだ。 [review] | けにろん, ぽんしゅう, 寒山拾得 | [投票(3)] |
★5 | 白い牛のバラッド(2020/イラン=仏) | ドラマとしても、この上ない緊張感に満ちたストーリー。設定も宗教に挑戦的でとても面白い。これがイランの現状、すなわちイスラムの世界。この不幸は神の与えたもうなのか? [review] | ペンクロフ, jollyjoker, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★3 | ベイビー・ブローカー(2022/韓国) | 是枝の韓国版「万引き家族」と言っていいか、、。この疑似家族については正直テーマは理解できるが、一ファンとしては新たな感動は浮かばない。しかし相変わらず映画としては秀逸。次作に期待します。 | ペペロンチーノ | [投票(1)] |
★4 | 海猿(2004/日) | 演出的にはちょい稚拙な所も見受けられたが、最後のクライマックスの盛り上がりはなかなかのもの。「白い嵐」と対比させたんだろう、アメリカより日本のほうが映画的というのは皮肉。でもだからこそ、泣けた。いい涙だ。 [review] | ダリア | [投票(1)] |
★4 | ロシアン・ドールズ(2005/仏=英) | 何か昔見たような古臭い部分があるような、それでいて現代男性の大人になろうとしないピーターパン現象も垣間見える。でも、さすがフランス映画ですね、くるくる回転するかのような恋愛劇は結構重く、苦しい。 [review] | irodori | [投票(1)] |
★4 | 朝が来る(2020/日) | 河瀬作品はメジャーでは安定した映像が見られる。恐らくいつもより抑えているのであろうと思う。だから登場人物の心理に比重がかかるように持って行く。 [review] | ジェリー, けにろん | [投票(2)] |
★4 | ライトハウス(2019/米) | モノクロ、ほぼ正方形の古めかしい画面、荒れ狂う海の波間とともに二人の灯台守の葛藤が展開される。 [review] | DSCH | [投票(1)] |
★3 | アンジェリカの微笑み(2010/ポルトガル=スペイン=仏=ブラジル) | 相変わらず余裕の極致のオリヴェイラ。撮り残したものをまさぐるがごとく、シンプルにしかもしつこくそしてコミカルにやさしく、恋を奏でる。しかしその相手は死びとだった、、。 [review] | ジェリー, ぽんしゅう, けにろん | [投票(3)] |
★3 | ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022/米) | ついいつも見てしまうファンタスティック・ビースト、今回も見る前はワクワクしっぱなし。やはりどこかでハリポタを追ってるのか、、、。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | ジェシー・ジェームズの暗殺(2007/米) | 時間をたっぷり使ってフロンティア精神溢れるよき時代の男の心を鮮烈に描き切った秀作です。
[review] | 緑雨, Orpheus, けにろん, 中世・日根野荘園 | [投票(4)] |
★4 | 英雄の証明(2021/イラン=仏) | つい見てしまうイランの巨匠と呼ばれるファルハディ作品。今回は随分と通俗的な事象をテーマに、人間の行動の闇を探っている。 [review] | ペンクロフ | [投票(1)] |
★5 | 花束みたいな恋をした(2020/日) | この映画を見て、特に前半面白く、彼らのセリフを理解するのに苦労するも、まあ少し分かると知るや、にやにやしながらこの映画を見続ける。 [review] | さず | [投票(1)] |
★3 | ナイトメア・アリー(2021/米) | 前半の見世物移動屋台シーンは、デル・トロの強い思いがあったのだろう秀逸で面白かったが、、 [review] | おーい粗茶 | [投票(1)] |
★3 | 花よりもなほ(2005/日) | デビュー作から6作とも直球勝負に出ていた是枝裕和監督が、時代劇人情コメディーという敢えて不得手と思われる分野に打って出た作品、なのだろうが、映像のクリアさ、俳優の演技は認めるものの肝心の僕の心に触れる何かが全くなかったのも事実。
[review] | ダリア, TOMIMORI, Keita, 水那岐 | [投票(4)] |
★4 | やがて海へと届く(2022/日) | 静かな映画だ。親友が行方不明で、気持がそれを受け付けない。誰にもわかる感情だ。女性は5年もたっていて、まだその空白感は続いている、、。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | さがす(2022/日) | うーん、これは思ったよりすごい映画だ。何をって?力がある。現代に潜む不気味なブラックを詰め込んでる。一つ手を付けたら後はムーブメント全開で人は狂気の沙汰を悠然と走り抜ける、、。 [review] | けにろん | [投票(1)] |