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[コメント] ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003/米)

ハゲかけのロマンティシスト兼ナルシシスト兼オプティミストが描く、新「最後の西部劇」。佳作と傑作の間。★3でも★5でもなく、最高に★4が似合う映画。
Lostie

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







どのへんががロマンティシストか。 → 21世紀にもなって「西部劇」を作ること自体が。

どのへんがナルシシストか。 → 21世紀にもなって監督と主演を兼任するのは、コスナースタローンぐらいだから。

どのへんがオプティミストか。 → 絶対不利な決闘を「五分五分」とか言っちゃうところが。しかも、二人とも生き残っちゃうところが。普通、どちらか(あるいは両者)の「死に様」を描きたくなるもんだと思うんだが・・・、良くも悪くも意外なラスト。

(評価:★4)

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