ブレンダン・フレイザーという役者は、『ハムナプトラ』シリーズでしか観たことがなかったが、なんとなくしょっぱなひ弱な感じを出しつつ、、あれれ、髭ヅラは結構イケてる？？ と思ったら、また変な奴。。あの世界一繊細な男は最高にツボだった。。太陽見ながら泣いてる姿は激ツボ状態。あそこが私の笑いのピーク。。んでもって、あのアホみたいに長身。で短小（爆）。

これら全部って、オチがそれぞれミエミエであって、その期待してた通りのオチで笑わされちまうところが、「俺ってやっぱり予定調和（ある意味お約束）に弱いわ」と思わされました。

そして、ラスト付近、、やはりメッセージ性です。この単純であまりにもわかりやすいメッセージ、そしてひねりも何もなく、ストレートに「自尊心は大切なんだよ」ということを言ってくれるあたり、この単純さが好きです。非常に解り易い。気持ち良い程です。（突然馬鹿にしていた同僚たちへの態度が豹変するあたりに違和感が無いわけでもありませんが、、やはり彼なりにふっきれるきっかけになったのかなと思ったら許せてしまいました）

ラスト、、似ている子だったから良いのかな？ と一瞬思ったものの、やはり「このスピーカーが最高」という点で、人生における価値観の一致があるところに好感。似ているだけ、、ならず、やはり価値観まで合致してしまったら、、もう元の顔だけねーちゃんなんて、きっとどーでもいいんです。人間見た目も大切ですが、やはり一番大切なのは、いかに価値観を共有できるかということ。このメッセージにもかなりの好感。

全体的には★４つけるのはちょっと気がひけるところもありましたが、このメッセージに好感を覚え、3.5〜大甘の4。９０分強という短時間にまとまっていたあたりも、見ていて負担がない。６変化もしながら、良くまとまっていると思う。