[コメント] あずみ(2003/日)
メインキャスト達はそれなりに頑張っていたとは思うので、ケチはつけません。でもこういったきちんと殺陣が出来ない人達ばかりをメインキャストに据えた製作陣にはやはりケチをつけざるを得ません。
いくら200人を連続で斬ろうが、CGやカット割りやカメラワークでのごまかしだけでは興奮出来ません。唯一原田芳雄のみが見れるくらいじゃ、殺陣を売り物にした映画(ですよね?)としては失格でしょう。
脚本も弱すぎ、青春群像劇を狙ったのならば自分達の使命にあの程度の疑問しか抱かないのは変でしょう。そしてせっかくあれだけハッタリの効いた見せ場をラストに持ってきたのに、観客を興奮させられるだけの引っ張りがない(まあこれは前述のアクションの拙さもありますが)。
そして何よりの弱点、それが140分を越える上映時間の長さ。冗長過ぎます。この程度のストーリーでこの長さは疑問ですね。
いろいろケチはつけましたが、出演者たちは自分の能力の範囲内で精一杯頑張っていたとは思います。その頑張りに免じて1点プラス。
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