[コメント] エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア(1994/米)
ウェス・クレイブン自らが終止符を打ちに強攻策を…?(どうやらそうらしいが笑)。しかし物語の奇抜な設定には拍手を送りたいし、思わずニヤニヤしちゃう演出は評価できる。製作側の遊び心でフレディを包み込むなんて…泣ける!
DVDの特典映像にはウェス・クレイブンのインタビューが収録されていた。実に興味深い話を展開してくれるので、これは必見だろう。中でも驚いたのは、ウェスは厳格な家庭に育ち、教師として働き出すまで映画には全く興味が無かったという事実だ。また、苦労話には思わず同情してしまう。
そんな彼も、このシリーズを自らの手で締め括りたかったようで(正しくは続編の以来がきてから思いが強まったそうで)、脚本の構想には相当な試行錯誤を要したらしい。確かに、この作品を観れば一目瞭然。ヘザー・ランゲンカンプ等の一作目メンバーの起用法が、この作品におけるかなり重要なポイントになっていた。
ウェス・クレイブンらしさを持続させつつ、シリーズを重ねるごとに強まっていたファンタジーの要素をしっかりと散りばめた佳作になっている。子役の好演もあって、それなりにホラー映画しているしね。フレディ、しばしの休養にしては充分。
ちなみに個人的なシリーズの評価↓
1>2>5>7>3>4
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。