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[コメント] 灰の記憶(2001/米)

所詮はアメリカ映画。恐ろしい歴史は断片的にしか伝わらず、度重なる不自然さには憤りをも感じる。しかし実話を描く上で、映画は強い武器になることも理解。アウシュビッツの描写は形容の仕様がないが、視覚として捉える事は出来た。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







邦題は的を射ているようだけど、的を射すぎているように思える(原題についても言えるかな)。灰の記憶として片付けてしまうラストは最も不満だし不愉快。抽象的というか…何故、あそこで少女の記憶を付け加えるかな。現実に起きた出来事にあんな表現させるとは…。

実話は「記憶より記録」が重視されるべきだと思う。それはお世辞にも出来ていたとは言えない。

ハーベイ・カイテルが製作に加わり、キャストも豪華。どんな演技をするんだろう?と興味深いけど、まぁ楽しめる映画では無い…。こういう映画はどんどん減っていくのだろうな。

ちなみに評価できる点はコメントの通り。

(評価:★3)

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