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[コメント] ウディ・アレンの重罪と軽罪(1990/米)

重罪と軽罪を対極させることで、自分は傍観できた。それで得た教訓が「結局は普遍的な真理なんだ」てこと。人間は決断力の塊で、それが人生の大半を支配しているわけだ。ただアレンの核となる女性役がミア・ファローなのは結構痛いぞ。
ナッシュ13

ラストのアレンとファロー。妙にリアルで俺は思わず顔をそむけちゃったよ…。

罪の大きさなんてものが存在するかどうか、答えを出し辛かったりするもんだ。しかし敢えて、大小様々な罪をバラまいたのがこの作品。その罪の辿り着く先も様々だったりする。そもそも「重罪」「軽罪」の定義だって曖昧なんだよね。

アレンは、「この世の中、全然甘っちょろくなんかないよね」と言いたいのだろうか。

きっとそうかな。

不条理で埋め尽くされているんだわ。

(評価:★3)

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