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[コメント] リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)

すごく包容力のあるコメディ作品で、家族の再生に留まらない「優しさ」や「勇気」が散りばめられている。客観的に、物語の展開はいかにも“映画”だ。だからこそ、“映画”を観て素直に元気をもらえた!と笑顔で優しい気持ちになれる作品なのだ
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画は決して高尚なものとして括られてはいけない。ファミリー映画にしろ、下品な話にしろ、ウソ臭い話にしろ、作品の出来次第で感化される部分は大いにあり得るはずだし、傑作は生まれるのだ。

この作品を観てそんなことを思えたのは、あまりにも非現実的で、いかにもアメリカ的なコメディ映画だと感じたからだ。しかし鑑賞後には、この心地良い気分。オリーブの笑顔や、家族の言葉の数々、ラストのダンスなどなど、全てのシーンがリアリティとは掛け離れた“映画”だったが、得たものはすごく大きい。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)りかちゅ[*] わっこ[*]

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