[コメント] ブラッド(2007/米=ニュージーランド)
ヴァンパイアへと生まれ変わった女性の悲哀を込めて描かれており、地味ながらも意欲作。ルーシー・リューは一人、気を吐いている。決して斬新な作品ではないが、アクション云々よりも、設定・展開の漫画的な面白さを評価したいね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ヴァンパイア集団があまりにも謎すぎて不明瞭だったり、セイディーが復讐を決意するまでの心理描写が薄っぺらだったりするが、「人間の血を欲する」衝動と、その苦悩に関しては巧く描かれている。ホラー描写もなかなかの奮闘ぶり。
ルーシー・リューの起用は唯一のアジアンで悲壮感が一層際立っていたし、個人的には正解だなと思った。ヴァンパイアになっても、血まみれになっても、カッコイイし色気たっぷりだ。
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