だからこそ、こんなにも心を揺さぶられてしまうのだろうか。そんな人々に注がれる暖かなまなざしが陽だまりになって、まぶしい作品に結晶した。包み込むような音楽の切ない余韻が、いつまでもいつまでも消えない。一つ一つのシーンを反芻しながら、言葉少なく、岐路につく週末。

岐路は、「帰路」の間違いですね。ヤダー。

追加書き込みですみません。 この映画の完璧な脚本が本になって、販売されています。この脚本にも心から感動します。ト書きを読んでいるとまた泣けてきます。俳優、スタッフが、一つ一つのシーンをどんなに大切にしているかわかります。脚本にはまったのもこれがはじめて。ぜひ、一読することをお勧めします。 それでもやはり、とりわけてもヒース（ヒース・レジャー）とジェイク（ジェイク・ギレンホール）は、ほんとによくがんばりました。

サントラもぜひ聴かせたい一枚です。映画本体、脚本、サントラ、三拍子ではまったのもはじめてだな。 では。